「中国産“毒餃子”発覚、被害者激増。中国産全食料品の輸入を即刻禁止せよ。」
先日、京セラが携帯電話の中国での生産工場を閉鎖し撤退するとの報道を見たときに、我輩が常日ごろ主張していることが起き始めたと感じていた矢先に今回の中毒事件である。
最先端事業と食料品との業種は全く別だが、オリンピックを控えた中国政府にとって今回の毒餃子事件は大きな信用失墜である。
それでなくとも中国の衛生問題はオリンピック参加国にとって深刻な対応を迫られていたわけだから、中国政府の対応が注目されるところである。
産経新聞が社説で、今こそ福田は中国に対して輸入食品の安全対策を強く迫るべきであると主張していたが、当然の意見である。
我輩に言わせれば、中国政府に対して全食料品の輸入禁止ぐらいの強い政策を打ち出さないと、中国は日本無視の横柄な態度を改めるとは思えない。
話は別だが中国全土を襲った大雪で旧正月を挟んで交通マヒが主要都市で発生し、身動きの取れない民衆をなだめる為に首相がわざわざ北京駅に出向いてお詫びをしたばかりである。
首相が自ら大衆の面前でお詫びするということは、中国全土に広がっている大衆の不満や暴動に連なる怖れを中国政府が強く懸念しているからである。
一時期中国の労働賃金の安さに魅せられて数多くの企業が進出したが、最近は人件費も高騰して労働者の就業態度も悪化して中国から撤退を考えている企業が激増しているそうである。
更に進出企業に追い討ちを掛けているのが、電力事情の悪化である。
工場が必要とする電力を中国政府が供給できない為に操業日数を減らさなければならない企業が続出し、結果的に高コスト生産になり中国進出が裏目に出始めている。
オリンピック終了まで中国政府は手段を選ばず不満分子の押さえ込みに専念するであろうが、昨今の混乱振りを見ているとオリンピック開催すらヤバイのではないかと思わざるを得ない。
中国内部の混乱振りは、政府の規制でほんの一部しか報道されていないことをNHK初め日本のマスコミはもっと正確日本国民に知らせる責任がある。
我輩が素人なりに想像すれば中国の社会不安は武力鎮圧以外にない。
2008年2月1日
「民主党小沢党首と自民党伊吹幹事長が演じた茶番劇」
自公と民主党が対立して双方一歩も引かない政争になると外野席から眺めていたら、喧嘩半ばにして急に衆参両議長の仲裁裁定に応じて休戦とは両方ともいい加減にしろと言いたくもなる。
大体福田は今回の道路財源問題では民主党との徹底対決は当初から避けたかったのが本音で、終始伊吹幹事長に煽られたのが実情だろう。
本来ならば福田は古賀を幹事長に推薦したのに、丹羽を押さえ込んで折角古賀派を立ち上げたばかりの古賀にしてみれば、派閥を離れなければならない党三役には就けなかったのが実情であろう。
そこで古賀は二階総務会長と組んで伊吹を幹事長に推薦し、自らは四役という選挙対策委員長に就任したのが本音である。
伊吹にしてみれば若頭の中川昭一元政調会長に伊吹派の八割を抑えこまれ、派閥の親分としての面目丸つぶれ状況の時に道路族のドン古賀、二階に幹事長に就けてもらった借りを返すために、道路財源問題で強行姿勢を貫かざるを得なかったのがことの真相らしい。
子分に逃げられた伊吹は当初から幹事長の実力も器でもなかったわけである。
政治的常識の枠をはずれた道路財源の“つなぎ”法案を提出し、委員会で強行採決した時点で、福田がやっと伊吹にブレーキを掛けたわけである。
これらの背景を見ていると、政治屋どもは口では“国民に迷惑をかけるのは忍びない”とか“道路財源関係の中断は混乱を招き結果的には国民に迷惑をかけ る”とか、“地方自治体に財源不足を生じさせる”とか、いかにも国益を大きく損なうような詭弁ばかりぬかしておるが全ては己の私利私欲が原因である。
民主党の小沢も相次ぐ不始末の連続で今年の九月の党首選挙で選ばれる可能性がヤバクなり、これまた己の私利私欲のために“ガソリン国会”などと銘売って国会を混乱させた責任は避けがたい。
ただ民主党の弱みは九月の党首選挙で小沢を引きずり降ろしたところで、小沢に代わる後継候補の菅、鳩山、岡田等が全て衆議員選挙に自民党を破って勝利するだけの器量と実力を持ち合わせていないことである。
今回の両党の妥協で夏のサミットが終わるまでは福田政権が続投するだろうが、奴ら政治屋どもの国益を無視した行動には心底怒りを覚えるだけである。
2008年2月3日
「未だ謹慎中なのに早くもノコノコ動き始めたド阿呆安倍の軽率行動。」
先日、ワイドショウが最近の安倍の動きを興味本位で追求していた。
安倍と麻生がゴルフをしている姿を写していたが、昨年の非常識な一国の最高指揮官としてあるまじき無責任な辞任をした奴を、今更当てにする麻生も一寸焼きが廻ってきたとしか思えない。
福田の評判がさっぱり上がらないので、麻生が一度死んだ安倍を取り込んで子分を増やして政権奪取に動きだしたのだろう。
昨年九月十二日に施政演説を終えた後、突然政権を放り出して入院してしまい、国政を混乱させた責任を取らぬまま復帰するとはやはりド阿呆だよ。
麻生にしてみれば権力奪取のためならば死人でも利用するという政治屋の常識だろうが、声がかかったからと言って己の過去の罪も反省せずにゴルフに付き合う安倍も下衆だよ。
安倍は昨年末に今年からの政界復帰を地元下関で公表していたらしいが、昨年九月の不始末から未だ五ヶ月しか経過していないのである。
引退声明の後は政界、マスコミから散々批難、罵倒され政治評論家の森田某などは即刻議員辞職すべきであると糾弾した。
世論も大方は森田の意見を支持したことは未だ記憶に新しいはずである。
それにも拘わらず己の地元が支持しているからとの勝手な理屈で、国政に復活宣言をするなど以ての外である。
政治に関係していたければ安倍を支持している地元の下関市会議員から再スタートしたら如何!と言いたい。
“人の噂も七十五日”とはよく言ったもので、今回の安倍のケースは成るほど倍の150日は経過しているのが安倍の弁解なのであろうが、単に一国会議員ではなく日本国の最高指揮官の退陣劇であったことを肝に銘ずべきだ。
ボンボン安倍の後継者福田が指揮官の座に就いて早130日が経過したが、はっきりしていることは小泉の遺産である衆議院での絶対多数の浮き袋に乗って川下りをしているだけである。
急流に差し掛かろうと大岩に遮られ様と我関せずで、乗客の安全など全く無視して流れにお任せの超無責任船頭である。
2008年2月8日
「ますます拡大する“中国製冷凍餃子”毒入り事件に対し、政府はもっと厳しく真剣に中国政府に対応せよ!」
毒入り事件の発生が続発し連日マスコミが取り上げているが、報道機関が大きく取り上げている割にはどうも政府の対応が鈍く感じられてならない。
報道によると日本の食卓にあがる食品の20%以上が中国産で占められているなど、今回の中毒事件が発生するまで我ボケ頭は知らなかった。
冷凍食品に至っては60%が中国製だと言うのだから我輩も含めて“日本人”の脳天気さには呆れるばかりである。
中毒被害者には申しわけないけど、もし一人でも死者が出ていたらマスコミや消費者の反応も更に厳しく敏感に反応しただろうし、政府の対策ももっと迅速に真剣に行われたはずである。
尖閣列島ガス田問題でも全く日本の主張を無視して、国際法違反を継続している中国に、日本国民の生存権を左右しかねない程の食料を当てにするなど、この国の為政者や役人、財界人どもは国家食料政策をどのように思考しているのか我がボケ頭でさえ疑問だらけである。
この国には一億二千万人の国民の食料を確保する抜本的な基本政策が存在しないことは、食料自給率が30%台という、他の先進国では考えられない低さであることが証明している。
報道によると先進国の食料自給率は米国、フランスは100%以上、英国は自給率を上げるための政策の結果90%台、ドイツも85%以上を確保している状況を日本の為政者はどのように理解しているのだろうか。
福田も日本の食料問題に脳天気の一人だと言うことは、今回の中国による“毒餃子事件”に対するコメントや鈍い対応力が示している。
それにも増して驚くのは、親中派の政治屋、財界人、評論家どもが口を揃えてぬかすのは「日本の食糧の25%以上を中国に依存?している現状から見れ ば、日本と中国は最早切っても切れない運命共同体なのです。」と、日本国を売り渡すような“売国奴”宣言をして国民を騙していることである。
このような事件を契機に、あまりにも低い自給率を早急に改善する為の警鐘を鳴らし、日本国民の目を覚まさせるのがマスコミの役割ではないのか!
2008年2月11日
「中国“毒餃子”事件に対する予期された中国国家監督局の無実発言」
中国側の無実発言は当初から予測されていたことで驚くにあたらないが、裏を返せば福田政権が全く無視され虚仮にされたわけである。
数ヶ月後に北京オリンピック開催を控えて、会場工事の遅れやインフラの整備不足や衛星問題等多くの難問を抱えている中国政府としては、更なる食品中毒 事件の発生は下手をするとオリンピック開催能力議論に発展しかねず、今回の“毒餃子事件”は何が何でも無実で押し通さねばならない事情が存在しているので ある。
福田政権の対中国軟弱姿勢に便乗して中国側が結論の先延ばしを図ることは、ボケ頭の我輩ですら予測していたのに中国に対して強行発言も無く無策では福田の支持率が下がるのも当然である。
来月か四月かしらないが中国の親分が訪日を予定しているらしいので、それまでは日本側にボールを投げておいて押さえこみ、あわよくばオリンピックが終わるまで事件の棚上げを狙っているのだろう。
日本では未だ連日報道されているが、中国では全く情報を流さないので国民は事件には無知で“毒餃子”を平気で食っているわけである。
一握りの政府高官や高級役人どもの特権階級の為に、農薬を使用しない有機栽培の大農場が北京郊外に存在しているそうだから、中国とはそのような国家であることを我々日本人は念頭において中国との関係を見るべきである。
日本国内のテレビや新聞のマスコミ報道では発生場所は中国に間違いないと、聞き飽きるくらい説明しているのによくも厚かましく日本に責任転嫁できるものだと怒る奴は中国の実態を日本と同列基準で見るからである。
かく言う我輩も勿論怒りを覚えているのは当然だが、我輩はもともと中国ごとき信用なら無い国と大きな経済関係を持つべきで無いとの意見だから、腹の中では輸入関係者に様を見ろとの思いも当然ある。
中国側の発表では結論的に言えば、横浜港で陸揚げする段階まで中国工場関係者に過失も事件性も皆無と言っていることは、後は日本側で納得の行くまで総力を挙げて調査されたい、とのそれこそ日本に対する強行姿勢である。
このような横柄、傲慢な国家との厚い交流関係の継続を日本国民は本気で望んでいるのか、日本民族はそれ程阿呆な国民か、今一度問いたい。
2008年2月14日
「続発する米国の銃器乱射殺傷事件とアメリカ大統領選挙」
今、テレビが今朝シカゴ近郊のノーザンイリノイ大学で発生した銃器乱射事件について流している。
正直なところ「またか」と言うのが実感であり、他国のことだからと思いながらも、何となく昨年春に起きたバージニア工科大学での大量殺人事件を思い起していた。
参考までに一寸調べてみたら、事件は昨年4月26日に発生し、32人の学生が殺害された悲惨なもので、犯人は韓国人留学生だった。
犯人が当初中国人と報道され中国政府が米国政府に強く抗議したと記憶しているが、アメリカ人から見れば日本人も中国人も韓国人も同じ民族に見えるだろうから、日本人が犯人扱いされても不思議ではなかったという意味でもしっかり記憶に残っている。
報道によると米国の人口は2億8000万人で、米国市民の銃器保有数は何と2億7000万丁に達しているそうだ。
米国民はほぼ一丁持っていることになるが、実際には無届もあるだろうからもっと多いはずで、子供を除けば成人は平均一丁以上を所有していることになるし、許可制で厳しい規制下にある日本では想像できない銃社会である。
聞くところでは、アメリカの銃器メイカーは強力な政治的影響力を持っているそうだから、このような銃器乱射事件は少なからず大統領選挙に影響を与えるのではなかろうか。
しかしながら逆説的に思考すれば、二億7000万丁の銃器を国民が所持しながら、現状程度の乱射事件で推移しているとすればアメリカ国民の意識としては許容範囲であるとの妥協があるのではないか。
もしも日本に於いて一億丁の銃器が存在したら、果たしてアメリカ並みの比率で乱射事件を抑えることが可能かどうか疑問である。
多分、銃器発砲事件が激増して社会不安を招き国民の要請に応えるとの理由で、警察庁が喜んで警官を増やす口実に利用するであろう。
米国では西部開拓時代から銃器は己の身を守る唯一の武器であったわけだから、今の時代に至るもその思想は脈々と引き継がれているのだろう。
今、日本に一番欠落しているのが己の命と己の国は己で死守するという思考である。
2008年2月15日
「お粗末な海上自衛隊最新型エージス艦の衝突事故」
昨日早朝に房総半島沖で発生した自衛艦と漁船の衝突事故は、報道によると明らかに自衛艦側の過失であると断定している。
被害者の立場にある漁師親子の消息は現在に至るも不明なので、多分死亡していると推測されるが、まことに不運な事故である。
報道によるとこのエージス艦は海上自衛隊が誇る最新型の自衛艦とのことなので、何とも理解出来ないし不思議とさえ思えてならない。
つい先だって同じく最新型エージス艦がアメリカ海軍の協力の下でミサイル発射テスト行い、仮想敵国のミサイル撃墜に成功したとの報道に接した直後でもあり、あまりの落差の大きさに海自株は大暴落である。
今回の衝突事故は、はからずも海上自衛隊幹部のお粗末な思考と実践経験の無さがもたらした不祥事ともいえる。
百メーターの近距離までレーダーも監視員も漁船をキャッチ出来なかったなど、我がボケ頭では不可解である。
ということは敵魚雷艇が突進してきても撃沈出来ないお粗末な最新?型の日本国自衛艦なのである。
敵ミサイルを撃墜することに機能を集中して肝心の海上警備が不足しているまるで“玩具”の軍艦といわれても仕方あるまい。
だとすれば一隻数千億円のえらい高価な血税の塊の玩具である。
給油艦インド洋派遣問題で世間の注目を浴び、次は守屋次官の逮捕で国民の信頼は喪失し、国民が守屋の名前を忘れかけたところに今回の事故である。
先に我輩が書いたように、はるばるインド洋に遠征する前に足元を固める必要性を指摘したが、いい加減に血税の無駄使いは止めてくれと言いたい。
我国周辺には中国やロシアのような我利我利亡者どもが存在しているので、己の国を守る自衛隊は絶対に必要であると我輩も強く信じているが、このように次から次に“へま”ばかりやらかすと信頼を失うのは当然である。
専守防衛の責任を果たせないチンタラ自衛隊に年間五兆円の血税を浪費するくらいなら、アメリカに五兆円の用心棒代を払って守ってもらったらどうや、などと妄想みたいなことを考えたくもなるぜ。
2008年2月20日
「衆議院予算委員会で議事進行を妨害する自民党下衆議員の野次。」
暇をもてあましている我輩といえども、自民党議員による八百長質疑を見る気はさらさらないが、民主党の菅副代表が質問に立つことを新聞のテレビ番組で知ったのでどの程度福田以下の阿呆大臣どもを攻撃するか見てみた。
先ず一番の興ざめた点はいまさら始まったわけではないが、回答を求められた福田が再三スキップして他の大臣に代わりに答えさせる情景である。
委員会での質問に福田が消極的なのは国民にも知れ渡っているが、野党議員の質問に対応するのが本気で嫌なのであれば自民党の総裁に立候補しなければよかったわけで、正に内閣総理大臣の器ではないことの証明である。
質問者の菅副代表は国民が関心をもっているであろう問題に対して国民に代わって福田に質問を投げているわけだから、その趣旨を無視して回答を回避することは、つまり福田は国民の立場を無視したことに等しい。
このような福田の曖昧な態度が支持率の低下に大きく影響していることも理解できない奴に日本国の指揮などできるわけがない。
それにしても道路特定財源の無駄使いと、多くの特殊法人への国土交通省役人どもの天下りの多さには改めて怒りを覚えるし、このような不条理が何ら反省もせず継続されるようではこの国も末期症状である。
その伏魔殿を国土交通省の役人共の不正を助ける為に一生懸命汗をかいているのが、国民の味方を喧伝している公明党の冬柴である。
奴の理不尽な答弁を聞いていると、冬柴の後援団体である創価学会は何時の日から血税を浪費しまくり、ただ私利私欲を追求する国土交通省の役人どもの賛同者になりはてたのだろうか。
創価学会もそろそろ目をさまして冬柴ごとき役人どものこま使いを切らないと日本国同様末期症状に陥るであろう。
いま一つ予算委員会を見ていて許せないのが、菅副代表が質問中に自民党席から飛ばされた野次に対する委員長の管理能力不足と菅の対応の鈍さだ。
菅は民主党のナンバー2であるから、ヤジを飛ばした奴を名指しして「いまヤジっているのはどこどこ出身の自民党の何々議員である。黙れ!」というくらいの迫力がなければ、自民党には勝てない。
参議員の石井 一先輩の怒迫力を見習うべきである。
2008年2月21日 元始求道会
「新幹線と道路行政 雑感」
過去三十年間、我輩は大阪、福岡の往復に殆ど日航を利用してきたが、昨年から諸般の理由から新幹線に切り替えた。
一つは、JALとJRの価格差の拡大、つまり年金生活の我輩の懐具合もあるが、JRの老人割引(言葉の響きは嫌いだが)を利用するとJALのほぼ半額なので二往復で一往復が浮く勘定になる。
二つは、我輩が利用している“ひかりレールスター”は全車両二人座席で準グリーン車並みであることも気に入っている。
最近の日航は大阪、福岡間を新幹線に奪われて客数が減少した所為か、全便が150名以下の小型機で、例え一時間でも窮屈で仕方がなかったのも新幹線に乗り換えた一つの理由である。
三つ目が“ひかりRS”は一時間に一本あり、十時前後には三十分間隔で運行しているし、二時間45分の所要時間も配分次第で結構楽しい。
一時間を新聞、読書、一時間が仮眠、残りがアルコールに費やせば全く退屈さを感じる暇も無く目的に着いている。
新幹線は基本的には在来線と平行して設計されているのだが、山陽新幹線は結構トンネルも多いし、人口の少ない田舎を走っている。
農家が数軒しか点在していないのに、道路だけは全て舗装されている光景を目にすると、いま国会で論戦中の道路特定財源などばかばかしく感じていつの間にか寝込んでしまう。
九州管内は一応我輩も走りまわっている積もりだが、宮崎の“そのまんま東知事”が主張している道路の必要性は“高速道路”に限定されるのではないかと思えて仕方がない。
全国の知事や地方の首長どもが馬鹿みたいに道路特定財源継続をぬかしているが、いまどき舗装していない道路など探すのに苦労するくらいである。
いま国会で審議中の来年度国家予算も80兆円台であろうが、そのうち20兆円は、国債700兆円の利息と借り換え分である。
然らば60兆円の中から5兆円の防衛予算を引くと55兆円である。
遂に小泉前首相までが道路財源の一般財源化をぶり返しだしたのは当然であり、道路作りは止めても命には影響ないから全て年金増にまわせ!
2008年2月25日 元始求道会
「韓国新大統領就任式の熱意と大規模な演出を日本も参考にせよ」
就任式の予算が日本円で三億円というのはあまり見習わなくてもよいが、日本では武道館か後楽園ででもやれば、それ程金をかけずに出来ると思う。
韓国では国会前広場を利用した大掛かりな設営に相当費用をかけたようだ。
それにしても世界の主要国が使節団を組み、アメリカのライス国務長官、ロシアのズブロフ首相等多数の国が首脳陣を送り200人が出席した。
韓国は政府関係者、軍人等を含めて五万人の市民が李明博(イ・ミョンハク)新大統領の就任を祝った。
新大統領は各国の首脳陣を演壇の背後に、五万人の聴衆と全国の国民に向かって一時間をかけて今後の政策と国民の結束を訴えたが、十度以下の寒空のもとでの就任式は出席した各国の首脳陣にとっては我慢の時間だったろう。
それでも各国は今後の韓国に対しての思惑からトップクラスを送りこんだが、中国が先日来日した国務委員を出席させたのと、ロシアが首相を派遣したのに何となく対応差を感じるのだが如何なものか。
韓国大統領就任式の生テレビを見ながら先ず思い浮かんだのが、我日本国の首相が本会議場に於いて施政方針を原稿の棒読みで終始する茶番劇である。
このようなしまらない施政演説スタイルを何ら反省することなく継続するようでは、この国には改革など無縁である。
予算委員会の質疑で質問者から答弁を求められても逃げまくって、担当大臣に代弁させるし、大事な場面で最高指揮官としての決断をしないので支持率が下がるのも当然だが、直近の調査では福田の支持率が30%を切ったのも不思議ではない。
我輩は何時もボケ頭で考えるのは、福田は本気で「己が日本国総理大臣に相応しい人物である」と信じているのだろうか。
毎日のブラ下りインタビュウで一問だけ質問に答えているが、誰か度胸のある記者が「福田総理、貴方は自分が日本国総理大臣に最も相応しい人物だと心の底から、本気で信じていますか?」とそれこそ真剣に質問せよ!。
昨年末で日本国の借金は遂に838兆円に達したと報道されているが、どうせ破綻するなら中小企業再生に30兆円投じてみよ。
700万の中小企業が奮起して日本はもう一度必ず再生する。
2008年2月27日 元始求道会
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