毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年12月14日金曜日

「衆議院選挙に対する大手新聞社の取り上げ姿勢の差異」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-04

 休刊日翌日の本日()の朝日、読売、産経、日経各紙の選挙関連記事を読み流して強く感じたのは、朝日新聞の奇異な姿勢である。
 巷間言われているように民主党の議席確保予想が意外に悪いのを意識してのことかどうか我がぼけ頭は承知しないが、選挙予想関連記事は皆無である。
 例えば、産経は一面見出しで「自公300を越す勢い。 終盤情勢・民主激減 80割れも。」と記している。
 読売は同じく一面に「比例投票先 自民29%に上昇 衆院選継続調査・民主12% 、維新11%」と説明記事を書いている。

 もしも朝日新聞が民主党を新聞社として支持しているのであれば、社説で堂々と主張すべきではないかと我がぼけ頭は指摘したい。
 昨日が休刊日であったこともあり沢山のビッグニュースが重なったことは認めるが、それにしても今我々国民の最大関心事は政治の変化ではないかと思う。
 朝日が取り上げた一面トップは敦賀原発の廃炉問題である。
 先の福島原発事故依頼、原子力発電の存続問題は国民の最大関心事であることは否定しないし、今回の選挙の争点の重要なテーマであることは承知しているが、それでも選挙情勢関連記事が皆無な編集者の意図が理解出来ない。
 各紙がどれも取り上げている話題を羅列すると、敦賀原発廃炉問題、山中京大教授のノーベル賞授与式、北朝鮮ミサイル発射延期関連、半導体大手ルネサスの国策機構による買い上げ記事等である。

 新聞記事によると、野田の支持率が再度急降下しているらしい。
 先の党首討論で突然の解散を安倍に突きつけて一瞬安倍を動揺させて少し野田の支持率が回復したことに味をしめたのか、その他には一向に新鮮味のある話題を掲げることが出来ず、己達の三年間の民主党政権の無能、無策を棚に上げて過去の自民党の批判ばかりしても国民は白けるだけだ。
 先日、たまたま野田の演説をテレビで見たが、曰く「民主党政権が遣り残したことは全て自公政権時代に残された問題点ばかりだ、云々」と、事ここに至ってこのような見苦しいことを演説するようでは、更に国民は民主党から離れて行くはずであり、民主党は記録的大敗をすることを我がボケ頭は断言する。
 野田も民主党も、おさらばだけど安倍の健康にも正直不安を感じている。

  2012-12-11 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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