毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年12月11日火曜日

「衆議院選挙4日公示、16日投票で選挙運動開始だが選挙結果で本当に景気が変わるのか?」


「時事雑感・草莽危言」2012-12-02

 多くの失業者やフリーターや中小企業関係者や食事代にも事欠く連中が大量に存在しているのに、野田も安倍も石原も演説していることは五十歩百歩で大差なく、お互いに相手の主張を非難しているだけである。
 共通しているのは原子力発電を即刻止めるとか、十年先までに全廃するとか、二十年先までとかいい加減なことを抜かして国民に戸惑いを与えているが、そんなことが当面の一番大事な問題なのか大いに疑問である。
我がボケ頭に言わせれば電力界が今すぐ取り組まなければならないのは、発送電分離であり、つまり発電事業と送電事業の経営体制を完全に分離して、電力九社がお互いに電力供給体制を共有化することである。
 そうすれば全国のどこかで電力不足が生じても、供給余力のある電力会社が送電可能になり、日本全国ではバランスは十分取れると専門家は主張している。
 日本全国の発電力を合計すれば十分に総需要を賄える余力があることを過去のデータが証明しているのだから、先ず送電の一本化を即時実施すべきである。
 発送電分離に反対の電力会社は、その問題を棚上げして原子力発電の存続に話題を摩り替えようとしてマスコミも引きずりこまれている。
 誠にけしからぬ電力会社、マスコミ、官僚の癒着体質である。

 ともあれ政治は先ず国民生活の安定が基本であり、その観点からすれば二十年も続いた大不況から脱出させ、少しでも景気の上向き感を国民に与えて越年させることが、今度の選挙の一大テーマのはずなのにどの党も熱心ではない。
 国会議員どもは政党助成金をたらふくふんだくり、超豪華ホテル並みの議員宿舎に住んで新幹線はグリーン車をふんだんに利用し、飛行機もタダで利用しておれば庶民感覚で発想など出来るわけが無い。
 選挙に負け、落選して初めて庶民感覚を取り戻すのだから、全員新人の入れ替わるような選挙制度に大胆に変更しては如何なものか?
 我々ボケ頭も当然のことながら、人間は初心を忘れやすい生き物であり、初心を継続させるには、同じ仕事を長くさせないことだと思う。
 故に国会議員を初めとして地方自治体の議員も、首長も全て一期四年生にして、更に希望する者はその次の四年後に立候補すれば良い。
 今度の選挙では一党で過半数を占める結果にはならないから、また国民の意志を無視した私利私欲まみれの連立政権になるのだろうがあほらしい限りなり。

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