「時事雑感・草莽危言」2012-10-06
一般社会常識では何事であろうと“騙した奴が悪人で騙された者は善人”扱いされるが、政界では“騙した奴も悪いが騙された奴は更に阿呆だ”と言うくらいだから安倍、山口が如何に幼稚な対応をしたかということになる。
だからと言って、野田の騙しが正当化されるわけではない。
何故なら野田が谷垣に約束した「近いうちに解散」との言葉は、与野党政党代表の約束であると同時に国民にたいする約束でもあったからだ。
政治屋どもが騙し合うのはお互い様だけど、国民を巻き込んだ責任は決して軽視も無視も国民には出来ない。
然るべき政治的責任を国民にたいして果たす意味で、野田は国民の期待に応えるべく早急に解散すべきである。
それにしても自民党総裁たる安倍のあほ野田にたいする無策,無知には本当に呆れてものが言えない心境である。
前任者あほ垣総裁が散々野田に騙されたことを受け継いで野田と対峙したにも拘わらず、事前の三党幹事長会談で輿石の発言の中に野田が如何にも解散時期について話すがごとく勝手に解釈をして会談に臨み、「また騙された」とぼやいているのだからお粗末そのものである。
もしも次回総選挙で自民党が勝利して安倍が総理大臣に就いても、野田如きに騙されるような奴がこの多難な時期の日本国の舵取りを託せる器ではないし、自民党頭の石破も外国人企業からの政治献金問題がくすぶり始めているしその器でないことは本人が自覚すべきである。
然らば解散後、総選挙で国民がどのような政党を選択するのか分からないが、どのような選挙結果がでるにしても強力な国民の意向を反映した、愛国的な政権を期待するのは無理だろう。
民主党の直近の政党支持率が遂に10%代に下落したが、某日大政治学者の意見によると、過去の日本政界の歴史では支持率が10%代に下落した政権はほぼ全内閣が一ヶ月以内に政権を放棄しているそうである。
それらの事実をいくらあほ野田でも承知しているだろうから、それこそ今度はオハコの「近いうち解散」を自ら実践せざるを得なくなるだろう。
世の中にはどの世界にも往生際の悪い奴がいるが、野田もまさに其の一人だ。
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