毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年11月16日金曜日

「早稲田大学ラグビー蹴球部は不況に弱いのか?」


「時事雑感・草莽危言」2012-11-06

 我がボケ頭はOBの端くれとしてラグビーシーズンに入ると多少関心を持ってテレビ観戦しているが、今シーズンの早稲田ラグビー部の成績は現在まで五戦して三勝二敗という惨憺たる戦績である。
 わがボケ頭が熱狂的ファンであるアメリカンメジャーリーグも終わり、残りのスポーツシーズンを早稲田のラグビーでも応援して凌ごうと考えていたら、サポートする意欲を消失させるような体たらくである。
 筑波大と帝京大に負けた二試合をテレビ観戦したが、我がボケ頭にいわせれば早稲田の選手には“絶対に勝つんだ!”と言う覚悟というか気迫、気概が全く感じ取れなかったということだ。
 早稲田の所属部員数が何人いるか知らないが多分百人位はいると思うし、相手の選手をタックルする時にブッ殺してでも倒してやるというやる気のある選手を出場させなかった監督の責任である。
 ラグビーは格闘技である以上精神力の占める割合は非常に大きいと思う。
 かって初代横綱若乃花は軽量の不利をカバーする為に、土俵に上がるときに対戦相手にたいして強い殺意を持って相手と戦ったと述懐していた。

 関東大学ラグビー対抗戦グループは、十年前までは早慶明三大学で実力、人気を支えてきたが、数年前から帝京が躍進して来て団子レースの様相を呈して来たのは事実である。
 関東学生ラグビーの方は数年前まで関東学院が古豪の法政大学等を追い越して長年に亘りトップに君臨していたが、数年前に部員が起こした大麻事件後、春口監督が退任してから不振に喘いでいる。
 先日、久しぶりで関東学院の試合を観戦していたら、春口元監督が部長に復活して監督と一緒に試合中に陣頭指揮していた。
 現監督は春口氏の教え子だから遠慮があるのは当然で、選手にしてみれば、現監督と部長とどちらの指示に従えばよいか戸惑うのは仕方ない。
 解説者の説明によると四年生は殆ど先発出場していなくて、一、二年主体のメンバー構成で戦ったらしいが、我がボケ頭から見れば、春口元監督の心情は分かる気もするが、部長職に徹しない限り関東学院の復活は無いだろう。
 指揮官が二人いては、部下はどちらの命令に従えばよいのか迷うだけだよ。
 学生ラグビー界を盛り上げる為にも春口氏の常識的判断を望みたい。

    2012年11月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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