「時事雑感・草莽危言」2012-10-05
今、喫緊の課題は予算を執行するために必要な赤字国債発行の特例公債法案の通過にも拘わらず、野田は解散を回避する為に臨時国会の先延ばしを図っているが、政権延命の為には手段を選ばなかったアホ菅と同じ道をたどっている。
緊急災害復旧費に含まれていない項目に多くの金が回されていることが次々に発覚し、自民党が指摘し始めたので野党の厳しい追及を逃れるためには国民経済を犠牲にしてでも避ける本当に姑息な姿勢である。
自民党の安倍がいつまでに野田を血祭りにあげて解散に追い込めるかが、安倍の総裁就任の意義であることは歴然としている。
しかし野田の首相就任以来の泥まみれの政権運営を見ていると、お坊ちゃん総裁の安倍が果たして強烈なタックルでずる賢い野田の首筋を押さえ込んで確実に年内解散に持ち込めるか否かである。
先の東日本大震災の復興予算が復興と関係の薄い事業や被災地以外で使われていることが次々に明らかになっている。
朝日新聞に記載されている「被災地以外で復興予算が使われている主な事業」を数箇所上げると、
* 国立京都国際会館の耐震改修
(京都) 6億6000万円
(京都) 6億6000万円
* 小笠原・父島の防波堤の改良工事など
(東京) 5億3000万円
(東京) 5億3000万円
* 川崎法務総合庁舎の耐震改修
(神奈川) 2億3000万円
(神奈川) 2億3000万円
* 外国人向け査証発給管理システム改修
(東京・海外)1億8000万円
(東京・海外)1億8000万円
等々数え上げたらきりが無い無節操ぶりであるし、今後、予算委員会や監査委員会や会計検査院等で予算の不適正な使用が明らかにされて総額も公表されるだろうが、これらの行為は明らかに背任罪に相当するのではないか。
明らかに刑事訴追の対象になるはずだから徹底的に糾弾すべきである。
これらの金は全て我々日本国民から吸い上げた血税であることを更に声を大にして叫ぶとともに、国民としての適正な行動を起こすべきである。
政府系金融機関は財務省の弟分として中小企業にそれなりの償いをせよ。
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