「時事雑感・草莽危言」2012-11-07
自民党新総裁に就いた安倍は、もう少し野田と対決姿勢をむき出しに戦うだろうと期待していたら、年内解散を野田が明言もしてないのに臨時国会に出席し、予算委員会もたった二日で妥協してしまった。
くだらぬ予算委員会を無声で、本を読みながら時々テレビ画面を見ていたら、テロップが小沢裁判の無罪判決を流していたので、直ぐに民法のニュース番組に切り替えたけど、速報しているテレビ局がなかなか見つからなかった。
予想された無罪判決とは言え、小沢の政治活動に少なからず影響したことは否めない。
まさか高等検察庁が控訴するような恥さらしはしないだろうが、検察審査会で検事役を引き受けた三人の敗者の弁を聞きたいものだ。
小沢の無罪が確定したことにより、民主党内でTPPに反対している連中とか数人が離党して小沢グループに参加すればいよいよ解散に追い込まれるはず。
全く国家国民や中小企業の厳しい経済環境を考えない野田アホ政権について批判記事を書いても、奴らの頭の中は“近いうち解散”のことしか頭の中には無く、如何に次回選挙で生き延びて国会に戻ってくるかで一杯である。
国会の機能は国民の要望を国会議員が真剣に吸い上げ、国民の期待に応えるかの一点に集中できるはずだが、今日現在の野田政権に対する国民の支持率は危険水域の10%に近づき、民主党の政権存続を期待するのは15%である。
自民党の国民の支持率もなかなか上昇しないのも現実であるが、民主党がいずれにしても大敗することは常識であろう。
予算委員会で自民党がもっと激しく野田を追及するのかと予想していたら、全く裏切られてしまった。
過去の経歴、行動が追求されて辞任した前法務大臣や私学設立認可問題で大学関係者を撹乱させた大臣の責任問題や、野田の任命責任の追及は全く無し。
何か安倍と野田がまた裏取引でもしたのではないかとさえ疑いたくなる。
このようなあほ野田に岡田や前原が役人を使いこなせないのに、大臣席に座っているのが漫画に見えて仕方がない。
現在日本が抱えている諸問題をあほ野田がどうせ回復出来ないのであれば、一日でも早く辞めることが国益に寄与することを早く決意せよ。
2012年11月12日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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