毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年11月14日土曜日

09-10-09

「民主党、参議員補欠二選挙区で圧勝、会派過半数まであと一議席」
 政権交代後初の国政選挙となる参院統一補欠選挙(神奈川、静岡両選挙区)は“25日投開票され民主党の二新人が自民党候補らを破り初当選した。
 先の衆議院選挙の勢いを持続させていることを証明したわけで、民主党の参院議員は115人となり、民主党単独での過半数(122)まであと7議席となった。
 参院の民主系会派「民主党、新緑風会、国民新党、日本」では議席数120議席となり、江田参院議長を除く採決時の過半数121まで一議席に迫った。
 民主会派でない無所属議員が協力すれば、基本政策が異なる社民党の同意が無くても参院での法案可決が可能となり、今後の社民党は沖縄基地移転問題等で今までのように民主党のマニフェストに反対する発言を繰り返せば連立政権からはじき飛ばされるだろう。
 社民党は民主党と異なる政策を封印し、ただ只管“金魚のフン”に徹し民主党政権に忠誠を誓って追随する以外に与党に残る道は無い。
 昨日鳩山首相が初めての施政演説を行ったが、小泉以下安倍、福田、麻生の演説時間が平均20分強だったのに、鳩山は50数分も真剣に己の言葉で幅広く説明し、自らの献金疑惑についても潔く国民に謝罪したので、唯一此の問題を取り上げて追求しようとした自民党の出鼻を挫いた感じである。
 鳩山政権では当初カミサンがちょろちょろし過ぎるのが一寸気に入らなかったが、最近は多少自粛してきたみたいなので鳩山は本来の国政に全力投球し、此の国を本気で無血革命して新しい日本の創造に邁進して欲しい。
 最近の鳩山の顔を見て感じるのは就任直後の自称“宇宙人”からかなり厳しさが増し、演説でも本当に真剣な顔つきで訴えていたし「我輩が一億二千六百万人の国民の先頭に立って此の国をより良い、住みやすい、生活困窮者や病人、老人等の弱者や中小企業を助ける気配りの利いた国家に仕上げる。」と言う意欲、気概が感じられるようになってきた。
 鳩山の個人献金問題は先の衆議員選挙前から国民に公開され、検察が捜査に入っていることを国民は承知の上で鳩山民主党を圧倒的多数で選んだわけだし、ましてや既に司直の手に渡っているのだから、自民党の行動は全面的に無視して本来の政治行動に邁進することを期待したい。
 鳩山の顔付きは、小沢旧党首の下で幹事長を務めていた時と明らかに異なることは衆目の一致するところと思うが、人一倍大きな眼光で日本国全体を見渡し、本当に命がけで日本国のために命を捧げることを心から祈念する。

    2009年10月27日   元始求道会 毘沙門寺岡

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