毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年11月19日木曜日

09-11-07

「鳩山政権よ、徹底的に“事業仕分け”を推進して無駄を排除せよ!」

 仙谷行政刷新相が担当する行政刷新会議の事業仕分けが17日に第一弾を終え、来年度予算要求の無駄を洗い出す初の試みがスタートした。
 “事業仕分け”の詳細は我がボケ頭では把握しづらいが、要するに五日間の仕分け作業で46事業、15基金から約一兆円の“無駄金”が指摘され、来年度予算から削減されるということらしい。
 第二弾を24日から27日にかけて実行するとのことで最終的には更に二兆円を上乗せして合計三兆円を“浮かせる?”計画だそうである。
 例によって自民党の大島幹事長は仕分け作業について「パフォーマンスにしか見えない」とこき下ろしているが、同じ自民党の谷川参院幹事長は「皆勝手に言いたいこと言っている。こらおもろいわな。新鮮に映る。非常にヒットしている」と褒めちぎり、「なんで自民党の時にせなんだか」と残念がっていた、と某大手新聞が取り上げていた。
 谷川参院幹事長は流石に先の首班指名で自民党候補に祭り上げられただけの大人の対応振りであり、大島の方は相変わらず負け犬の遠吠えである。
 何しろ新宿区の体育館を借り切って公衆の面前で討論を繰り広げたわけだから、マスコミも国民も色々な見解や感想を述べているが、国民の血税の使い方について少しでも関心を強めたのは事実であり、大いに評価したい。
 各省の局長クラスが政府側委員の国会議員や民間人から吊るし上げられるわけだから、弁護士無き人民裁判とか揶揄する輩もいるが何事も最初から全てがスムーズに行くわけでは無いし、それでも今回の試みは先ずは成功である。
 仙谷大臣や枝野総括責任者は第一弾の戦法や手法、内容を更に吟味して第二弾を尚一層盛り上げて国民に更なる関心を高めることを期待したい。
 今回の事業仕分けを是非とも成功させて、次は今回の手法を生かして自公政権下で役人の意のままに出鱈目な予算案を計上した責任を追及すべきである。
 今後の予算から無駄を徹底的に排除することは勿論大事なことであるが、過去の放漫政策を絶対に放置してはならない。
 国民の血税を食い物にしてきた天下り先の特殊法人は、公金横領と紙一重の血税の浪費をしているのは間違いなく、特に精査して国民の前に明らかにして責任を追及する為に、国民は民主党を選択して政権交代させたことを一瞬たりとも鳩山以下民主党の連中は忘れてはならない。
 民主党政権が自公連立の悪行を追及できなければ政権交代は無意味である。

      2009年11月18日  元始求道会 毘沙門寺岡

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