毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年11月14日土曜日

09-11-05

「放漫経営の結果、倒産必至の日航に血税を投入するな! 一旦潰せ!」
  
  日本航空は国策会社として一旦1951年に設立するが1953年に解散し、改めて日本航空会社法に基づいて旧会社の権利義務を受け継いで発足した会社である。
1987年に民営化したものの実態は半官半民の親方日の丸経営で今日に至っているが、過去は長年に亘り旧運輸省等の次官クラスの受け皿会社であり、現在は286企業が官僚天下り会社としてぶら下がっている。
1985年8月12日に御巣鷹山激突事故が発生し、わずか4人生存、何と520人という大勢の人命を奪う大惨事が発生した。
我輩も当時は年間を通じてかなり日航を利用していたので、非常にショックを受けた記憶があるが、確かに事故直後は日航職員には緊張感を持って仕事に励んでいたと思う。
しかし時間の経過とともに事故の悪夢も薄らぎ、経営者以下現場に至るまで元の親方日の丸感覚に戻ってしまったのも事実である。
ライバル会社の全日空は、今期こそ米国発の経済混乱で多少の赤字計上を強いられているが、資金繰りも万全でしっかりと自主経営しているではないか。
我輩の知る限りでは日航は設立の経過からして、政治屋、高級官僚、財界人に頭が上がらず奴らの馬鹿息子どもの格好の受け皿に利用されている。
286の系列企業にどれ程の役人OBが天下っているか承知していないが、親方の日航は赤字で青息吐息経営なのに子分どもは競争相手を排除しているから充分利益を確保する遣り方は、旧高速道路体制と同じ構図である。
我輩が日航から新幹線に乗り換えたから言うわけではないが、会社は倒産寸前の経営危機に瀕しているのに、機長他職員は年末のボーナスを無茶な要求するは、OBどもは破格の年金(583万円)をゴリ押ししているそうだけど、こんな国賊どもを血税で助けていたら国民は一斉に納税拒否するぜ。
我が方も大変お世話になっている日本政策投資銀行様に苦言を呈するわけではありませんが、報道では御行はすでに日本航空に2346億円の大金を融資されていると承知しています。
其の上墜落寸前の日航株式を8000万株も所有しおられるやに聞いていますが、これとて墜落すれば紙切れで燃えてしまうのみです。
其の上追加融資の話を聞きますが、そのようなあぶく銭をお持ちならば是非中小企業に廻して頂きたく、中小企業会を代表して心からお願いいたします。

   2009年11月12日  元始求道会 毘沙門寺岡

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