「松井ゴジラ、ワールドシリーズでMVP獲得」
凄い、唯々感激!第六戦をテレビ観戦していて松井の活躍に一喜一憂。
第一打席で粘りに粘った後ツウーランホームラン。
松井のスイングを見ていて何かやらかしてくれるのではないかとの予感がしていたら、いきなりホームランをかっ飛ばしてくれた。
第二打席は満塁のチャンスにセンター前にタイムリーヒットし、また二打点追加で計4打点。
更に第三打席ではライトフェンスを直撃するタイムリー長打で二打点獲得して、其の時点でのヤンキースの全打点を松井一人で獲得した。
我輩は段々感情がこみ上げて来て押さえきれず自然に涙ぐんでしまった。
イチローの九年連続200本安打新記録達成の瞬間も確かに感激したが、今回の松井の活躍はまた違った意味で我輩を感動させてくれた。
2006年年から今年にかけて松井は左手の骨折や膝の故障、手術等に見舞われ、ヤンキースは最早松井を必要としていないのではないかと、ニューヨークのマスコミが報道したことも知っていたので、尚更松井のワールドシリーズの活躍をすばらしく感じたのだのかも知れない。
第三打席で長打を放った後、五万人の大観衆が松井に向かって“MVP”の連呼をしているのを見て我輩の感情も切れて何故か涙が込み上げて来るのを押さえられなくなった。
やはり俺は日本人だな、とつくづく感じた瞬間でもある。
今、民主党政権になってアメリカとの外交関係が必ずしもスムーズに行っていないことをマスコミは喧伝しているが、今回のワールドシリーズでのヤンキースの優勝に貢献した松井の活躍と、更に松井が最高殊勲選手に選ばれたことによるニューヨック子の日本人に対する親しみは、民主党政権の下手糞な対米外交活動よりも遥かに日米関係の向上に寄与したと感じている。
アメリカ第一の大都市ニューヨーク市民が日本に強い親しみと関心を持てば、自ずとアメリカ全土に友好関係は強くなり広まるはずである。
松井は政治的に日米関係に大きな貢献をしたという意味では民間の駐米大使の大きな役割を果たしたことになる。
MVP表彰式の場で松井がインタビューに答えた言葉がすばらしい、曰く「私はニューヨークヤンキースが好きです、ティームメイトが好きです、ニューヨークが好きです、そしてヤンキースファンが好きです!」。
2009年11月5日 元始求道会 毘沙門寺岡
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