「時事雑感」2010-10-10」
5区の選挙情況から見れば町村が圧勝しても当然と思うが、比例で得た議席を投げ打ってまで小選挙区に挑戦して復帰を目指した時点で町村の勝利は確定したも同然だったと思う。
どうせ負け戦と諦めていたので、民主党代表でもある菅は一回も選挙応援に現地を訪れないで、全てを岡田幹事長に丸投げして敗戦の責任から逃れようと画策したわけだ。
民主党幹部の中には、今回の補選敗北の主要因の一つに今もって小沢の政治資金問題を取り上げて責任のすり替えを図っている阿呆がいるが、そのような無責任野郎の為にも、朝日新聞のアンケート結果を簡単にまとめたい。
先ず簡単に言えば投票者が「民主党の外交に落胆し、政策に期待外れ」失望。
そこで朝日新聞のアンケート「なぜ今回は町村氏に投票したのですか?」
1) 会社員、男性、45歳 前議員の小林事件で民主に裏切られた。
2) 公務員、男性、49歳 マニフェストを無視した。
3) 主婦、 40代 民主の施策に失望。
4) エンジニア、男、44歳 子供手当以外に民主の政策不毛。
5) フリーライター、男、29歳 あまりに無策な民主党におきゅう。
6) 主婦、 30代 民主は政策より内輪もめばかり。
7) 会社員、男性、41歳 民主にしっかりしてもらうため、刺激した。
8) 無職、男性、75歳 政権の外交問題、特に中国対策に落胆。
9) 会社員、男性、36歳 政治を変えて欲しかったが、民主は期待外れ。
10) 男性、中小企業経営、70歳 菅の指導力不足に絶望。
上記の十人は前回選挙では民主党の小林に投票して今回は町村に乗り換えた有権者であるが、お膝元の事情だけでなく結構日本全体の情況を考えた回答に我がボケ頭も感心した。
民意は小沢や鳩山の政治資金問題を離れて、今や沈没寸前の日本丸を何が何でも生き返らせて欲しいとの切なる願望の声である。
今回の選挙結果は北海道の一補選という狭い地区の声ではなく日本全国の国民の声の代弁であることを“ボケ菅”よ!首を洗って肝に銘じよ。
2010年10月25日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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