毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年11月4日木曜日

「中国、ロシアの強かな対日領土政策に“空き菅”首相は無策でギブアップ」

「時事雑感」2010-11-01  

第一弾
 日本政府が尖閣諸島問題で中国に振り回されている間隙をぬって、ロシアのメドベージェフ大統領は日本固有の領土である北方領土の国後島を視察した。
 大統領専用機からロシア極東のサハリン州でわざわざ国後島空港に着陸可能な小型機に乗り換えての訪問である。
 メドベージェフには二年後の大統領再選に備えたプロパガンダ行動だとかマスコミは報道しているが、来月の日本訪問を控えての傲慢なパフォーマンスを政府も国民も指を咥えてただ静観するようでは、日本はただ嘗められるだけだ。
 日本にとっては同じ領土問題でも、対中国の尖閣問題と対ロシアの北方領土問題を同じ基準で見ることは出来ないと我がボケ頭は考えている。
 何故なら尖閣の方は無人島とはいえ日本国が支配している情況に対して、中国がイチャモンをつけてきているのが現実の姿である。
 他方、北方領土は先の大戦終了直後からロシアの前身である旧ソ連が実行支配してきたのを、ソ連崩壊後ロシアが引き継ぎ今日に至っている。
 要するに62年に亘り日本政府は何一つ返還交渉が進まず、ただ旧ソ連とロシア首脳たちの手の平の上で道具に使われ馬鹿にされただけである。

 日本国の歴代首相が馬鹿の一つ覚えで“政経分離政策”を継続した為に、日本の経済力が弱体化した現状では、今回のような領土問題が発生した時に対応策が講じられないのが現実の日本の戦力である。
 武力では対抗し得ない現実を、今日まで札束外交で何とか切り抜けて来たが、その日本唯一の経済力という戦力が急激に弱体化した現在、アホ菅を攻略する絶好の機会と中露は捕らえて攻撃を仕掛けてきたわけだ。
 年間20兆円以上も貿易額が膨らんだ対中国貿易を、政経一致で即座に対応することは困難であることくらい我がボケ頭でも理解しているが、ロシアとの2兆円程度の貿易額に対しては政経一致政策で対峙すべきであると思う。
 この5年以内こそ日ロ貿易は急激に増加しているが、それは日本の商社が騙されて投資させられた原油、ガスの輸入額が影響している。
 トヨタがプーチンに騙されてペレストブルグに工場を作らされたりしているが、対ロシアに関する限り即刻全ての経済関係を解消するぐらいの強い態度で臨まなければその内北海道までロシアの領土だとぬかすようになるぞ。
 日本は年間5兆円も防衛費を使っているのに玩具の軍隊を血税で養っていいのか?  対中国問題は領土問題第二弾で取り上げたい。
   2010年11月2日  元始求道会 マルキG 毘沙門寺岡

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