毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年10月4日月曜日

「拝啓 株式会社商工中金 代表取締役社長 関 哲夫 様     9月27日付 日経新聞朝刊 TKC全国会との協賛広告について」

「時事雑感」2010-10-01

 我がグループは御公庫様とは半世紀に亘るお取引を通じてご支援ご協力を頂いておりますが、未だこのような自己宣伝広告を見た記憶がありません。
 政府系金融機関から脱皮する為に敢えて株式化された経緯は我がボケ頭も一応承知しておりますが、このような自己宣伝を活発に展開する為に組織改革を断行されたと誤解?したくもなります。
 本日は一株主として忌憚のないご意見をのべさせて頂きたくよろしくご容赦の程お願い申しあげます。
先ず「中小企業金融円滑化法」についてですが、危機対応業務に係わる指定金融機関として三兆円超の危機対応融資を実行されたそうですが、果たして本当に生き残るために命がけで厳しい経営に挑んでいる中小企業に公平に真剣に配分融資されたのか疑問に感じざるを得ません。
 我がグループにはそのような話が御公庫の担当者から説明された事実は皆無ですし、三兆円超の融資リストを拝見させて頂きたい思いです。
 
そこで今回の記事の中で関社長は「商工中金の役割は、中小企業の金融円滑化が“一丁目一番地”ですからこれに全力を挙げて来ました。
 結果、これまでに三兆円超の危機対応融資を実現しました。
 さらに、危機対応融資の一環として、デフレ下で抑制されている設備投資の下支えのため、この二月から扱っている利子補給制度にも積極的に取り組んでいます。
 端的に言うと私が社長に就任してからは、危機対応業務を中心に、中小企業の金融円滑化を最大の経営課題としてきたという一点に尽きると思います。」と
誇らしげに断言されています。
 この言葉を読んで本来ならば涙があふれ出るほど感謝感激するはずですが、我がボケ頭にはどうしても釈然としませんでした。
 関社長のこの経営信念と姿勢が、果たして中金さんの4278人の(社員?)の全員に徹底して浸透しているのであろうかという我がボケ頭の疑問からです。
 更に社長は、「好況期の融資よりも一層お客様の立場に立ち、懇切・丁寧・迅速な対応を職員?一人ひとりに徹底してきました。」と述べておられますが、是非、北九州支店の皆さんにもご指導のほど宜しくお願い申しあげます。 敬具
 2010年10月1日  元始求道会 マルキグループ 毘沙門寺岡

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