「時事雑感」2010-11-08
我がボケ頭は神戸の海上保安官がビデオ投稿問題を上司に告白した時点から、良くぞ公表してくれたと全面支持と賛意を表明していただけに、今回の逮捕見送りは非常に嬉しいし司直の適正な判断を先ず評価したい。
検察、警察の任意捜査は継続されるにしても、国家公務員法の守秘義務違反容疑での逮捕を見送ったわけであり、犯罪性の追及はかなり薄れたと言えるし、この際90%の国民の意思に応えて不起訴にして、一日も早く海上保安官を職場に復帰させ、国家の為に命がけで職務に精進させてほしい。
全ての事件には必ず発生原因が存在するのは当然であり、今回のビデオ投稿も那覇地検が中国船長を処分保留で釈放した時点で、政府が全国民に開示放映し国民の90%の期待、支持に応えておれば発生しなかった事件である。
その意味ではこの保安官は政府の失政のツケを廻された被害者とも言える。
それに仙谷と菅は己達の政策失敗を“保安官逮捕”というショッキングなニュースで覆い隠すために、機会ある毎に検察、警察当局に圧力的発言を繰り返していたそうだから不法な越権行為であることは明白である。
仙谷の思惑は完全に外されたわけで、このような下衆野郎を官房長官という国家権力の中枢において権力を乱用させることは大きく国益を損失することであり、一日も早く引きずり下ろさなければならない。
一連の首脳会議の合間に、菅は中国の胡錦涛やロシアのメドベージェフと会談したと勝手に国民向けに喧伝しているが、領土問題については両国ともに完全に無視し、全く反応を示していない。
過去の歴史が証明しているように領土問題は国家が独立を維持する原点であり、もしも弱腰外交で一歩譲歩すれば相手国は百歩攻めてくるのは世界の常識である。
弱腰外交の政府の無策を端的に象徴したのが、韓国政府による日本国領土竹島の要塞化であり、完全に韓国の統治下にあり韓国海軍の武力支配下で日本人や日本艦船は近づくことすら不可能である。
今回のビデオ投稿問題で国民の領土に対する関心は非常に高くなったはずであり、今こそ上記三箇所の実質支配を強化する国民運動を展開すべきである。
尖閣列島は未だ中国は要塞化していないが、竹島と北方四島を我が国が実質支配するにはどのように為すべきかをこの際全国民で行動すべきであると思う。
2010年11月16日 元始求道会 マルキG 毘沙門寺岡
0 件のコメント:
コメントを投稿