「時事雑感」2010-11-04
先にも同じようなタイトルで自公の国会運営を批判した記憶があるが、其の時点では未だ領土問題は尖閣諸島関連だけで、北方四島のロシア大統領による視察問題は発生していなかった。
それでも自民、公明の野党は中国問題よりも小沢の国会招致説明を槍玉に挙げて、危機的状況に曝されている景気回復策や中小企業救済策や雇用促進策や年金問題等を真剣に議論することなく、無為に大事な時間を浪費した。
そのような最中にロシアのM親分に一発かまされ、今まで手抜きしていた北方四島問題が改めて日本国民の前に現実問題として浮上した。
先の領土問題でも取り上げたが、国家存立の基本は国土の安全確保が第一であるのに、そのことを棚に上げてさえ小沢問題を優先議題に取り上げる自公は大きな国益を損失していることになる。
前にも述べたが、我がボケ頭は決して小沢支持でもシンパでも無いことは度々説明しているとおりであるが、もしも小沢を国会で説明させたら今この国が直面している内憂外患問題を全て払拭出来るのであれば別だけど、そのような夢物語では国難には対処できないことは明白である。
更に小沢の国会喚問の結果、この国の内憂外患問題に全く進展が無い時には自民党の谷垣、石原、公明の山口等の責任者は“腹を切れ”と言ってもそんな度胸を持っているはずはないし、せめて指の一本でも詰めて見ろ!
せめて其の位の覚悟がなければ小沢問題は司法に任せて、二度と国会の場で云々などと発言せずに、内憂外患問題に野党として命がけで取り組め。
大体、自民党が政治と金の問題を取り上げることじたい、自民党が歴史に残したローキード、リクルート、佐川、ゼネコン汚職、日歯連汚職等上げたら切が無いほどあり、小沢叩きは逆に己自民党の脛を叩くことと同罪であることを充分反省し自覚すべきである。
更にいえば西松事件では西松建設から金を受け取った国会議員は二階元経産相、森元首相、尾身元財務相ら大幹部を含めて多数の自民党国会議員がワイロを頂戴していることをしっかり思い出してからにせよ。
自公の議員どもの中にも小沢問題と補正予算とは絡めるべきではないとの意見も出始めたらしく、ボケ議員の中にも多少真ともな奴も居るらしい。
2010年11月5日 元始求道会 マルキG 毘沙門寺岡
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