毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年9月10日金曜日

「これほど多種多様な冠を付けられた首相はいないし、女房が出しゃばる政治屋も初めて」

「時事雑感」2010-09-05

 先ず冠たる形容詞を羅列すると、イラ菅(すぐ切れる)、ダメ菅(政策まるでダメ)、ブレ菅(発言がころころ変わる)、空き菅(主張に中身無し)、ズル菅(あざとい、小利口で悪知恵)等々多種多様であるが、これらは週刊誌等が菅の行動や発言に対して付けた形容詞でありどれも菅を表す適当な言葉である。
 例えばズル菅は、今年の正月に小沢邸で模様された小沢主催の内々の新年パーテイに呼ばれもしていないのに揉み手で出席し、小沢にゴマすっている。
 半年後に鳩山政権が小沢共々退陣してまんまと政権の座につくと、今度は手の平を返して小沢に対して豹変し「小沢さんは暫く静かにお休みして下さい。そうすることが小沢さんの為にも、民主党の為にも、日本の為にも有益ですから」だって。
 ボケ頭なりにこの言葉を解釈してみたが、小沢が静かにしておくことが何故日本の為なのか?どうしても我がボケ頭には理解できない。
 敢えて言えば、小沢が首相の座につけば“独裁政権”でも作りかねないとでも、小沢の力を最高に評価しているとでもいうのか。

 小沢批判するのに“政治とカネ”問題が新鮮味を無くし大衆受けしなくなると、今度は“一にも雇用、二にも雇用、三にも雇用”と主張したが、どのようにして雇用を増やすのかという方策には全く触れずである。
 選挙戦当初は盛んに“クリーンな政治”を標榜して暗に小沢の政治とカネを当てこすっていたが、先日田中真紀子がテレビでまくしたてていたのが傑作で曰く「菅さんは盛んにクリーンな政治、クリーン、クリーンというけどクリーンはクリーニング屋さんに任せとけばいいんです!」だって。
 流石に田中真紀子の毒舌と演説は全く健在であることを強く感じた。
 先日アサヒテレビ系列で菅の奥方が出演して代表選挙に関連して一時間近くもしゃべっていたが、インタビュアが「お家でもこの調子でご主人に意見されるんですか?」との問いに、「そうです」と回答していた。
他人様の女房とはいえ毎日あれだけ息つく暇なくたたみ掛けられたら、とてもじゃないがたまらんのうと、思わず菅に同情した次第。
聞くところでは菅も一時期逃亡を図ったそうだから其の点では並みの男かもしれないが、政治の前面にあれだけカミサンをのさばらせるのは感心しない。

   2010年9月08日 元始求道会 毘沙門寺岡

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