「時事雑感」2010-09-06
丹羽が中国大使に任命された時に、我がボケ頭は丹羽の経歴や財界人としての対中国観に懸念を示したのだが、幸か不幸か今回の行動で我がボケ頭の予想が証明された感じである。
一国の大使とは総理大臣に代わって国家、国民を代表して相手国に駐在するものであり、その行動や発言は即国家の尊厳や国益に連なる重要な地位である。
当然のことながら丹羽がかって勤めた商社の代表駐在員とは全く異なる位は当然承知した上での行動だから、尚更見逃せないのである。
駐在国が相手国の大使を深夜に呼びつけるなど、外交儀礼上も決して許されることでは無く、あり得ないことであり何故その場で拒絶しなかったのか我がボケ頭にはどうしても理解できない。
中国側の主張は、9月8日に尖閣諸島近海で不法操業していた中国漁船を拿捕し、船長を逮捕しことに対する抗議であり「即刻船長を釈放し、漁船も帰国させよ!」と強行に主張してきたわけである。
報道によれば船長逮捕から今日に至る六日間に四回も我が日本国大使を呼びつけたと言われており、その都度丹羽自身が従順に従ったとすれば取り巻きの外務官僚が如何に日本国大使を軽視しているか歴然である。
現在、日本のマスコミは民主党の代表選挙で埋め尽くされているので、この中国船長逮捕問題が僅かな紙面しか割かれていないが、代表選挙が無ければ連日大きく取り上げられているはずであり、国民もことの重大さに気づいて更に中国の傲慢な態度に怒りが込み上げることは間違いない。
中国の漁船を拿捕し船長を逮捕したのは奴らが日本領海で不法操業したからであり、海上保安庁の巡視船が領海侵犯漁船を拿捕するのは当然である。
己の違法行為を棚に上げて今度は尖閣列島近辺におけるガス田の日中共同開発会談を一方的に延期すると通告してきた。
このガス田会談も長年に亘る交渉の末やっとたどり着いた交渉なのに、己の都合次第でいとも簡単に破棄する国家であることをそろそろ日本国民も自覚しなければ、我がボケ頭の主張である十年待たずに中国に飲み込まれる可能性が大である。
小菅対決もいい加減にして中国との対応をしっかりするのが先決である。
2010年9月12日 元始求道会 毘沙門寺岡
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