毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年9月3日金曜日

「遂に小沢対ブレ菅の対決 小沢の兄弟分石井一の裏切り、石井は人間の屑」

「時事雑感」2010-09-01

 政治に素人の我がボケ頭としても今回の小沢対ブレ菅の一騎打ちは大歓迎であるが、どうもマスコミの姿勢があまりに小沢に対して厳しいのが解せない。
 民主党は確かに政権与党であるが政界に於ける一政党であり、今回の代表選挙はその意味では自民党の総裁選挙と同じ位置づけであるはずだ。
 其のことを承知しておりながらテレビも新聞も今回の代表選挙を日本国の総理大臣を選ぶ選挙であると喧伝して、必要以上に小沢を糾弾している。
 小沢はもしも代表選に勝利しても総理大臣の座に就くことを明言しておらず、
あくまで民主党の代表の座に挑んでいるのである。
 参議院のねじれ現象を勘案し連立政権構想を思考した上で小沢は出馬しているのであり、代表選即総理選出という構図は菅グループとマスコミの事実を捻じ曲げた深謀遠慮である。
 さらに殊更マスコミが強調するのが、小沢が政治資金問題で鳩山と同時辞任して未だ三ヶ月足らずしか経過していないことを強調するが、マスコミが常日頃から最も好んで使うのが政治の世界は“一寸先は闇だ”という言葉である。
 つまり今回の小沢出馬はその言葉を実践しただけで、マスコミはまんまと小沢に裏をかかれただけの話である。
 マスコミの予想が外れたからと言ってあまりに頑なに小沢叩きをやると、以外にへそ曲がりの多い我が日本民族は、小沢に同情する連中が増えることがあり得ることを我がボケ頭は期待している。

 一騎打ちの背景の中で、石井 一如き屑の話を取り上げる価値はないことを承知の上で取り上げるのは、我がボケ頭の勝手な解釈によると日本の政界こそ義理人情を重視すべきであるとの我が持論であるだけに石井の裏切り行動が黙視出来ないのである。
 調べて見ると石井は既に76歳で常識的に考えれば今期限りで参議員を引退するであろうし、それならば何故最後の土壇場で小沢を裏切るのか解せない。
 自民党時代から換算すると三十年以上も同じ釜の飯を食い、1993年の新政党設立に小沢と一緒に自民党を飛び出し新生党設立にも参画しているのだ。
 更に衆議院選挙で落選して浪人中に参議員に乗り換えられたのも小沢のお陰であることを振り返れば、絶対に小沢には背を向けられないはずだ。
 せめて中立を宣言して棄権するのが人間として最低の義理である。

    2010年9月1日  元始求道会  毘沙門寺岡

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