「“師走”到来」
一年が経過するのをあまりにも早く感じてしまい、昨年12月1日に書いた「時事雑感08-12-01」を開いてみたら「師走雑感・日経新聞に見る経済危機に対する見出し」というタイトルで下記記事を書いていた。
記)11月28日付き日経新聞の経済欄に下記のような見出しが掲載された。
「貸し渋り防止 金融庁動く
中小企業、年末資金に懸念
融資の姿勢を検査
景気後退、長期化を回避、前倒しで資金準備
中小企業事業撤退を検討、中小企業危機感強く」
上記の見出しを読むと今年の師走にもそのままそっくり当てはまる内容で、振り返ればこの一年、中小企業を取り巻く経営環境は全く好転せず麻生政権の無能無策の影響で結果的にむしろ一段と悪化していると云える。
自民党の谷垣は相変わらず鳩山献金問題ばかりを遡上に挙げて批判しているが、麻生政権の中途半端な政権運営の結果が今日の不況を更に深刻な状況をもたらしたのは間違いない事実であり、その自民党を引き継いだ谷垣には麻生政権の失敗を先ず国民に詫びる責務がある。
今年の終わりに際してこの欄の手抜きをするわけではないが、上記に昨年の師走01を引用したのでついでに09までのタイトルを振り返る。
02「麻生政権の支持率27%まで下落!それでも辞任しない、、」12月2日
03「連合のベースアップ要求は脳天気じゃないの?」 12月4日
04「ラグビー早明戦史上最低の対抗戦 雑感」 12月8日
05「本性を現した尖閣列島周辺への中国の領海侵犯」 12月10日
06「麻生ふざけるな!無駄の連発」 12月14日
07「天下のトヨタが遂に営業赤字に転落」 12月15日
08「形振り構わず貸しはがしに走る佐賀共栄銀行、、、」 12月24日
09「民主党提出の解散要求決議案にただ一人賛成、渡辺氏、、」12月27日
上記のタイトルを見てこれらをそっくり今年の師走分に引き当ててもおかしくないくらい、世の中が変化していない証明である。
不況も政治の混乱も社会も乱れたまま越年である。
2009年12月3日 元始求道会 毘沙門寺岡
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