「鳩山総理に直言、 第二弾」
沖縄基地問題で鳩山が躊躇しているのは、社民党と国民新党が参議院で各々五席、計十議席を有しているからだろう。
参議院の全議席は242で民主党は114議席しか確保していないので、連立政権を解消して国民新党と社民党を野党に廻せば過半数を割り、政権運営に困難が伴うことを危惧しているのだろうが、考え過ぎである。
民主党は衆議院で308議席を保有して絶対多数の有利な状況下にあり、現在最も大事なことは来年度の予算策定である。
憲法第60条の衆議院の優越性を利用すれば、国民、社民両党の協力を得なくても衆議院通過後30日で予算は成立するのである。
一ヶ月程度の予算案の遅れ位は大した問題ではないし、その為にこの国が沈没するわけではない。
来年七月には参議院選挙が行われるし、121議席が改選されるが民主党の改選議員数は54議席であり、単独過半数に達するには10議席増の64議席確保出来れば単独政権運営が可能になる。
その為に小沢が参議院選挙に全力投球しているのであり、余程鳩山が政権運営で失敗を重ねない限り、十議席以上の上乗せは可能だと我がボケ頭は予想しているが如何なものか?
景気刺激策が当面の問題であることは衆目の一致しているところであるが、
現在の不況は自公政権が撒いた種が原因であり、鳩山はもう少し積極的に自公連立政権の犯した失政を声だかに発言し、積極的に反論すべきではないか。
その為にも弟の邦夫が示したように贈与税を過払いするぐらいの発言をして、野党の批判をかわすべきである。
基地問題はどうせ前政権が約束した内容で妥協せざるを得ないのだから、時間を引き延ばすだけ米国に借りが増えるだけであり、一日も早く同意回答してアメリカを黙らせることである。
その上で社民党と国民新党が反対するのであれば、あっさり両党を切り捨てて単独政権を貫くべきである。
其の位の英断をすれば例え小沢が乗り気でなくても民主党議員は鳩山を支持してついて来るはずである。
2009年12月10日 元始求道会 毘沙門寺岡
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