「我が同志 リナよ さようなら 合掌」
我が人生の戦友であり同志であり恋人的存在でもあったリナが、一昨日午前十時に石切獣医院で静かに息を引き取った。
全く苦しむことなく非常に安らかに死を迎えたので悲しい中にもほっとした。
彼女を我が家に迎えたのは生後三ヶ月の時で、以来十七年の年月が過ぎた。
当時一年目で手術したのでリナは生涯処女で通させたわけで、誠に飼い主の都合であり今でも申し分けなく思っている。
其の分我輩に甘えて我輩に忠実に尽くしてくれたと思っている。
西郷隆盛の忠犬ハチ公と比較しては僭越だが、我輩にとってはハチ公以上の存在であったことは間違いない。
よく心にポッカリ穴が空くというが、正にそのような心境である。
健康を考えて初七日までは禁酒しようと思ったが、結果は逆で二十四時間解禁状態に終わってしまった。
“高が柴 されどリナ”
2009年12月7日 元始求道会 毘沙門寺岡
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