毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年12月12日土曜日

09-12-02

「デフレ阻止は土地対策が全て」

 先日、菅副総理が日本の現状を“明らかにデフレスパイラルに陥っている”と発言したことを受けて、遂に日銀ボケ総裁も我が国のデフレ傾向を認めた。
 しぶしぶ日銀口座に10兆円を積みました記事を読んだが、我輩如き経済音痴のボケ頭には、この増額が如何程物価下落に歯止めを架ける効果があるのかサッパリ理解不能である。
 我がボケ頭の単純な素人考えでは、物価下落を阻止するには経済の根幹に位置する土地価格の下落を阻止するのが前提条件ではないかと思うし、更になだらかな土地相場の上昇への転換が絶対条件だと思うが日銀総裁、如何ですか?
 我がボケ頭なりに考えると、土地価格の上昇政策と言った途端に1990年前後に発生したバブル、即ち狂乱相場を想起されているのではないかと想像しますが如何でしょうか。
 あのバルブによって日本国民も経営者も政治屋も、官僚も全ての日本人が各々の立場で苦労したり、悔しい思いをしたことは間違いありません。
 当時横行した“土地神話”なる言葉に惑わされ、金融機関の騙しに乗せられて企業規模以上の不動産に経営者達は競争して投資しました。
 斯く言うわがボケ頭も土地神話に首を突っ込んだ一人です。
 しかしながら現在のようなデフレスパイラルに日本経済が落ち込んで、八方塞がりの状況下では今一度当時の土地神話を分析して反省材料として参考にする必要があると思うのですが、白川総裁どの分かりやすく説明していただきたいものです。
 参考資料に拠りますと本来のバブルは1986年から1991年2月までの4年3ヶ月を指すそうですが、当時の日銀総裁が大蔵次官から転じた澄田氏で全面的に金融緩和政策を断行してバルブ形成に寄与?した人物だそうです。
 しかし我がボケ輩が考えるのは、この大蔵省出身総裁から五年ぶりに日銀総裁の座を取り返した三重野の超金融引き締め政策への急激な大転換こそ、その後の日本経済を大混乱に巻き込んだ張本人だと考えますが、後輩の白川総裁としての評価を是非聞きたいものです。
 ところで我がボケ頭は現状のデフレ打破は今一度土地価格の上昇政策に徹底する以外に方法は無いと考えています。
 要するに三重野の犯罪行為?を反面教師にすれば如何なものかと思います。
 白川さん、貴殿に欠けているのは度胸、と決断力、大英断を頼みます。

    2009年12月4日  元始求道会 毘沙門寺岡

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