毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年3月30日金曜日

「時間の経過で又傲慢になっている東電経営陣と、一向に進まぬ検察と警察の取調べの“可視化”」

「時事雑感・草莽危言」2012-03-06

 一年前の東日本大震災が東電経営陣に与えた衝撃と批判、謝罪の気持ち、反省は完全に消滅しているとしか思えない最近の奴らの横柄さに、国民は何故もっと怒らないのか我がボケ頭は理解出来ない。
 普段、祖国復興の為に精進していると自負している集団こそ、現在の理不尽に対して立ち上がらずして何時行動するのか疑問である。
 
先日の日刊現代記事の中に、正に言いえて妙なコメントが掲載されていた、曰く「日本国と国民に多大の損害を与え、国際的にも計り知れない信用を失墜させた加害者でありながら、“喉もと過ぎれば熱さ忘れて”?いる東電の態度に日本国民はもっと怒りを表し行動しなければならないのではないか!
 瓦礫処理を初め、遅々として進まない復旧、復興の政府の無策に対して世界の国々ならば大暴動に発展しても可笑しくない。」とまで断言している。
 我がボケ頭も正に同感である。

 一刻も猶予できない災害復旧を無視して、与党民主党は当座の懸案でもない消費税問題を政局にすり替えてで喧々諤々の集会を行い、全く国賊的行動に現をぬかしている。
 そのような野田政権の無能、無策に対しても、国民は我慢強く静観していることが不思議でならない。
 全く政権担当能力を持たない民主党政権を国民の立場で批判、非難せずに国民を誤った方向に誘導しているマスコミの責任は重大である。

 大阪地検特捜部の証拠偽造事件に端を発した数々の不祥事件の発生で、一時は東京地検特捜部以下、全国の特捜部を廃止せよとの世論さえ浮上していたのに、最高検察庁が自らの尻尾切りで事を矮小化して決着をつけて逃げようとしていることにもマスコミは黙認姿勢である。
 このような世間の沈黙に便乗するかのように、あれ程マスコミが取り上げた警察、検察による取調べの“可視化”問題がいつの間にか沈静化しているのは、全く許せない情況である。
 こんな体たらくでは今後とも冤罪事件が多発して国民が馬鹿を見るだけだ。

    2012年3月22日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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