毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年6月17日木曜日

「日本初戦カメルーンに辛勝」

「時事雑感」2010-06-05

 生憎法事で上京中の為に生では観戦出来なかったので、翌15日にNHKBSでPM8時からじっくり見た。
 勝利を承知した上でのゲームなので当然観戦の姿勢は試合の流れや選手の動きや作戦内容やテクニックの差異等素人なりに分析しながら楽しんだ。
 勝敗を度外視して見たとは云いながら、あまりの接線に引き込まれてつい緊迫したプレーに一喜一憂してしまった。
 素人なりに総括すると、前半はとに角一点リードして有利に終了したものの、後半は完全に攻め込まれ、日本に“つき”が味方してやっと勝てたゲーム。
 カメルーンの放ったシュートが二回ほど日本側のゴールバーに当たって跳ね返り、インゴールにならなかったのは正に“つき”以外の何物でもない。
 それでも“つき”も実力のうちという言葉もあるので、日本選手にもかなりのパワーがついてきたのも事実であろう。
 
報道資料によるとワールドサッカーの世界ランキングは日本45位、カメルーン19位、デンマーク36位、オランダ4位で日本より倍以上も上位のカメルーンを破ったのは正に番狂わせと言っても言い価値ある勝利なのであろう。
試合後のインタビューで岡田監督は嬉しさを耐えながら「勝利出来たのは選手が頑張ってくれたお陰であるが、欲を言えば攻撃に今一のゲーム展開でこのような試合ではオランダには勝てそうにないので、必勝の作戦を考えたい云々」と話していた。
貴重な一点をゲットした本田やキャプテンが勝利を喜びながらも二人とも「控えの選手も含めて全員が一つになって一致団結し、監督の作戦を実践して頑張った結果の勝利である。」と強調していたが、更に「全国の国民の皆さんが熱烈に応援して頂いたことが最大の原因です」と、岡田監督が言及しなかった国民への感謝のメッセージを語っていたのには感心した。
最近の若い奴らは何かにつけて“自己中”的な傾向が強く、我々年寄りはつい若い奴の思考や行動を批判したり非難しがちであるが、現代の若手の典型的な代表と云われているあの“茶髪”の本田の口からこのような言葉が発せられたのを見て、我がボケ頭はキツーイ一発を嚙まされた感じである。
このような謙虚さを忘れなければ、対オランダ戦で案外面白い試合展開も期待出来るのではないかと楽しみである。

    2010年6月16日  元始求道会 毘沙門寺岡

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