毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年4月22日木曜日

「沖縄基地問題が鳩山政権の命とり?」

「時事雑感」2010-04-07

 鳩山が国民と野党に対して広言してきた五月末までの普天間基地移転問題決着は、鳩山の過去における度々の有言不実行の実績?から判断して多分実現不可能であろう。
 民主党は、昨年の衆議院選挙大勝時点の参議院でのねじれ現象を修正するために心ならずも社民党と国民新党を連立政権に引き入れた。
 その結果、マニフェストに実現不可能な基地移転問題を網羅したことが現在の鳩山政権を身動きならない苦境にたたせる結果に陥っている。

 我がボケ頭でさえ基地問題に関しては、米軍、米政府の意向を無視しては成立し得ないことくらい分かるのに、連立相手の社民、国民両“ごみ小政党”に振り回されて今日の政治的混乱を招いたのは正に与党経験不足のツケである。
 五月末に鳩山が今まで迷走した基地問題に対して米国と米軍に対して正式に侘びを入れ、自民党政権時代に締結した条約を尊重することを再確認して、日米関係の修復を早急に決着すべきである。
 
 沖縄基地問題の修正で社民党と沖縄住民の一部が反対するだろうが、基地問題は参議院選挙では決して目玉の争点にはならないと我がボケ頭は想定しているし、現在この国が抱えている最大の問題は何と言っても不況対策である。
 民主党には今後三つの節目が存在する、第一が五月末の基地問題決着、第二が七月の参議員選挙での単独過半数確保、第三に九月の民主党代表選挙である。
 第一の基地問題は、前にも書いたように米国に頭を下げて元どおりに正常化をお願いする以外にないことは鳩山以下小沢も先刻承知である。
 
鳩山が約束を守らなかったからといって政権をほうり出す必要は全く無い。
何故ならこの半年の政権運営で鳩山の思いつき発言症は国民の周知するところとなり、認知されたし、いずれにしても参議員選挙か代表選で引き下がることは間違いないし慌てて辞任することはない。
民主党政権が多少ガタガタしても代わりに受け皿になり得る政党が存在しないことも、国民の不満を高じさせている。
今また枡添元厚相が自民党に離党届けを提出したと報道されているが、ヒョットして自民党はそれまでにガラガラポンで解体するかも分からない?

   2010年4月22日  元始求道界 毘沙門寺岡

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