2010-03-01
三月一日の日経新聞朝刊報道によると、「夏の参院選挙の投票先を聞くと、民主が33%と前回から2%上昇したが、自民は3%下落して20%になった。」と説明している。
要するにこの情況が続けば参院選は民主党の勝利に繋がると言うことで、小沢は多分辞めないで参院選の陣頭指揮を執ることになるだろう。
小沢にしてみれば民主党支持率が低迷しようと鳩山政権が迷走しようと、要するに参院選に勝利すれば目的を達成出来るわけで、このままの傾向が継続できれば多分幹事長は辞めずに参院選の陣頭指揮を担うであろう。
小沢が常日頃から強調しているように「民主主義は数の力が基本である。」という結果が期待出来ればマスコミ報道は無視するであろう。
先の長崎知事選や神奈川の町田市長選では確かに民主党が支持した候補者が負けたけど、国政選挙である参院選に対する国民意識とは異なると言うことを示している。
来年度予算が膨れ上がったのは長年の自公政権の無策やリーマンショックの影響であり、民主党の無策の結果ではないことは明らかである。
それなのに昨日田原の番組で自民党の阿呆議員が田原に煽られて盛んに民主党批判を展開していたが、田原に「自民党の予算案を何故提出しないのか?」と指摘されたら「来週には提出します」との逃げ口上を乱発していた。
野党は、政権批判だけでは自らの党の支持率アップには結びつかないことを未だ気づかずに批判を展開しているから、夏の参院選の自民支持が下がっているのである。
自民党は今、派閥維持派と派閥解消派が熾烈な内部抗争を展開している。
町村や額賀や古賀や伊吹等の派閥の親分どもが派閥維持の為に奔走しているが、党三役の石破政調会長や枡添前厚生大臣等は積極的に派閥解消論を展開して親分どもと対立を激化させている。
このように分裂寸前の自民党がどんなに民主党の鳩山と小沢を批判しても日本の政界を左右する力にはなり得ないことは歴然である。
民主党は中小企業対策を前面に打ち出して臨めば絶対に参院選には勝利出来るし、聊かでも日本を変える政権運営が出来ると信じたい。
2010年3月1日 元始求道会 毘沙門寺岡
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