「時事雑感」2010-03-05
先日、茨城空港が開港したが国内98番目の空港である。
空港本体工事250億円で関連事業全ての総計は約500億円で茨城県と県開発公社と合わせて地元負担額は250億円とのことである。
先に97番目の空港として開港した静岡空港に比べると茨城県他地元負担額の建設費負担額は一割程度の負担と公表されているが、これは茨城空港が航空自衛隊の百里基地に“居候”する共有基地だからである。
更に云えばこの空港、開港はしたものの現在確定している定期便は韓国仁川が一日一便と、4月16日からスカイマークの神戸便が一日一便運航予定でそれでも二便だけである。
誰が考えても空港運営は赤字必死であり、ターミナルビルも年間2000万円の赤字は免れず、これも茨城県が県民の税金で穴埋めするわけである。
このような赤字垂れ流しの空港を何故血税を使って乱造したのか半世紀に亘る自民党と自公政権の責任は厳しく追及されるべきである。
現在の98空港の内70%が赤字運営であり、毎年多額の血税を食っているわけであり、こんな無茶苦茶な投資をすれば国民が“凍死”するのは当然だよ。
98空港に対して総額如何程の血税が投入されているか我がボケ頭では把握していないが、恐らく天文学的な金額に達しているだろうし折角民主党が無血革命で政権を担ったわけだから、多額の無駄を探索する為にも枝野行革担当相は徹底的に仕分けして事実を公表すべきである。
公明党は参議院委員会で“子供手当支給法案”に賛成して民主党政権にすり寄る姿勢を見せた。
数日前に小沢が創価学会の最高幹部と面談したとの情報が流れたときから、公明党の民主党への接近は予想されたことであるが、これで小沢の幹事長辞任は完全に遠のいたと我がボケ頭は推測する。
民主政権が公明党と連携することには、学会に反目的思想の我がボケ頭としては心中面白くはないが、折角手に入れた無血革命政権を強固に継続する為には公明党を上手く使いこなすのも仕方があるまい。
公明のみならず自民も民主も全て政治屋どもは先ず私欲ありきであり、次に国益ありということは現実だからである。
2010年3月13日 元始求道会 毘沙門寺岡
0 件のコメント:
コメントを投稿