「ムダ(無駄)なダム事業凍結と赤字空港の存続問題」
前原国交大臣が就任早々打ち出しているダム事業の凍結や赤字空港対策は非常に大きな問題を提供している。
特にダム凍結問題では民主党の国会議員からでさえ、せめて地元住民の考えを聞いてからにして欲しいなどとまるで自民党の族議員みたいな発言をする奴が出てきたと報道しているが、意見を聞くだけで封じ込められるのであればある程度は仕方がないだろう。
しかし地元選出の議員が選挙目当てで利用するようであれば、それは自民党の利益誘導運動と同じでありそのような腰抜け議員は“さっさと”自民党に鞍替えさせるぐらいの決意で対応しなければ革命的改革は不可能である。
前原大臣に言いたい! 保革逆転による民主党政権の樹立は無血クーデターであり、一つ間違えば流血の惨事を引き起こす流血クーデターと紙一重の政権交代であるとの認識と緊張感で対処すべきである。
流血クーデターであれば勝利者は敗者を根こそぎ拘束して指導者や幹部の首を刎ねる所謂中国式であるが、我が日本国は六十年以上を要して培ってきた民主主義国であるが故に中国式を真似るわけにはいかないけども、政治の舵取りや手法においては、鳩山以下大臣は流血革命と同じく命がけの政治を行うべきであり、それが出来なければ政権の座に就いた意味がない。
なるほど国家プロジェクトダム工事は、56件の内48件を前原大臣命令で凍結させたと報道されているが問題は凍結後の対応である。
全てが完全撤退で中止ならば結構だけど48件もあれば条件は千差万別であろうし当然ガチンコ勝負もあり得るはずだ。
故に成り行き次第では命の危険を伴う場面に遭遇するのは当然で、問題はそれなりの覚悟を持って前原が国土交通大臣のポストを引き受けたか否かである。
ダム工事は未だ工事中の物件凍結であるが、空港は国内に97箇所もすでに完成し運営されているのである。
説明によると40年間で57箇所からほぼ倍近い97箇所まで増設されたそうで驚異的な増加振りである。
其の内26箇所が国交省管理下でその内22箇所が赤字運航である。
更に地方空港58箇所のうち53箇所空港が赤字運航である。
全体97空港のうち黒字空港は数箇所で90%以上は赤字の垂れ流しである。
これらは全て血税で作られたものであり今後の対策は勿論であるが、これらを容認した自民党の責任を真剣に追及し厳罰に処すべきである。
2009年10月13日 元始求道会 毘沙門寺岡
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