毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年10月29日木曜日

09-10-01

「自民党主に谷垣元財務相、幹事長に大島前国会対策委員長では変わりばへ無し、これでは政権奪還は夢の又夢」

 自民党の新体制決定を一番喜んでいるのは民主党首脳陣であろう。
 長老の一人である谷垣が党首に選ばれたこと自体が旧体制の継続なのに、更に要の幹事長に長年国対委員長を務めた自民党へドロの塊其の物の大島を№2に指名するようでは、民主党に対する敗北宣言其の物である。
 この新体制に対して今回の党首選挙で唯一革新的発言を繰り返していた河野及び其の支持者が大人しく対応し、何ら行動を起こさないようでは従来の自民党支持者も見放すであろうし、自民党の再生は完全に困難に陥るであろう。
 人事は選挙後の勝者がある程度有利に決定するのは常識であるが、今回の谷垣の三役人事は明らかに選挙の論功人事であり、谷垣が選挙を通じて盛んに強調していた挙党一致態勢とは程遠いし、このように虚仮にされても河野支持派の造反が起きないようなエネルギーでは再生は不可能である。
 与党時代のように自民党の総裁選挙が即総理大臣を選ぶことに直結していた緊張感も党員の関心度も低下しているので此の程度なのかも知れないが、野党に落ちぶれてでも肩書きが欲しいのが我がボケ頭には分からぬ。
 自民党が次回選挙から創価学会の協力を求めず(自民党が期待しても相手は乗ってこないだろう)独自の保守大勢を構築する積もりならば、先ず今回の選挙で落選した約180人の救済、協力機関を早急に立ち上げそれこそ老壮青の実力者を全員網羅して再選に徹底的に支援する体制を構築することである。
 この体制を何はさておいても構築できなければ党員は勿論のこと自民党支持の国民からも見放されることが絶対間違いないことを我がボケ頭が保証する。
 落選した仲間の辛い気持ちを理解出来ずに経済的にも日常生活でも厳しい状況に直面している国民の立場を理解できるはずがない。
 我がボケ頭の自民党に対する感情論からすれば、そもそも119人が当選したのが間違いで、80人前後であれば自然解散して本当に国民の立場を真剣に考え、国益中心の政治、外交を志す議員だけの集団からスタートできたと思う。
 三桁の議員が生き残ったが為に、政治思考のかなり異なる連中が一つの政党に中途半端に固まる政治集団で妥協し、ぼろぼろの握り飯みたいなオムスビ集団の自民党に成り下がっている。
 それにしても選挙運動中にあれほど森等爺々幹部を痛烈に批判していた河野のグループは本気で一緒に行動するのだろうか?

    2009年10月1日 元始求道会 毘沙門寺岡

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