「日本漢字能力検定協会の不可解な新経営陣の行動」
日本漢字能力検定協会は名前が長いので以下検定協会と表記する。
従来の検定協会は先に逮捕され刑事訴追された大久保親子が理事長、副理事長として私物化し私腹を肥やしてきた。
大久保親子は追放され新しい経営陣が選任されて弁護士が理事長に就任したと報じられているが、先日おかしな報道に接して疑問を感じた。
新理事長は大阪弁護士会所属の鬼追弁護士が就任したが、報道によると長年継続してきた「今年の漢字」の行事を今年も清水寺の森管長に依頼して続けることが発表された。
森管長は前大久保理事長時代に理事として検定協会の経営に大いに協力してきた、有り体に言えば大久保杜撰経営の共犯と言える存在である。
鬼追理事長は、そのような関係者の一人である森管長に対し三拝九拝して12月12日の「今年の漢字」での協力をお願いしたらしい。
相手が天下?の清水寺か何か知らないが、事が教育に関係することだけに、是々非々は厳しく対応すべきではないかと我がボケ頭は強く感じている。
かって京都市社寺の拝観料に対する課税問題が発生した時に率先して反対運動を展開したのが清水寺であり、運動をリードしたのが当時の頭である。
其の時以来我輩のボケ頭には、清水寺は金のガリガリ亡者だとの印象が刻まれ参拝する気持ちなど全く皆無である。
観光仏教と葬式仏教は我が日本仏教の二大経営目標であるが、仏教本来の目的を無視して金儲けに奔走したければそれはそれで結構だけど、善意の学生たちを騙してまで仏教の看板を利用することは控えて欲しいものだ。
我がボケ頭に言わせれば、「今年の漢字」を清水寺に頼む奴も頼む奴だけど、頼まれたからと言って引き受ける奴も引き受ける奴で、全く“唖然”である。
昨今、世の中の乱れを象徴するような事件が多発し、日本社会の倫理観や責任感や道徳観念の欠如が指摘されているが、今回の検定協会の馴れ合い協力こそ正に今此の国が問われている根幹であると思う。
我がボケ頭は成人聖人君子ぶって偉そうなことを言える立場に無い事くらい百も承知の上で敢えて主張するのは、両者が我々の社会では最も規律や道徳を守るべき立場にある、宗教家と法律家であるが故である。
2009年9月21日 元始求道会 毘沙門寺岡
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