毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年9月24日木曜日

09-09-02

「お粗末自民党総裁選出劇の恥曝し」
  
  16日に行われる衆議員での総理大臣指名選挙に、自民党は正式な選挙時間が足りず間に合わないとの屁理屈で、自民党の分裂を避けると言う一点だけで白紙ではなく、若林衆参両議院長の名前を記入することで我々国民には全く訳の分からない形で決着した。
 果たして何人が若林と記入するか知らないが、執行部は最初に“麻生”で統一を試みたが反対者が多くて諦め、次なる妥協案が“白紙”だったがこれまた国会議員の最重要行事の総理大臣指名権を白紙で放棄することは許されないとの意見が台頭して白紙案も失敗。
 そこで浮上したのが屈辱的な白紙を避けて白紙に代わる窮余の一策として急浮上してきたのが若林衆参議員総会長なるオッサンの記名である。
 何と参議員の長老だそうで、そういえば数年前に農林大臣が三代に亘って不祥事件で辞任したときに、わずかな期間に三度も緊急登板して農林省の危機を救った“あの田舎のオッサン”である。
 風采はまるで農協風だけど経歴はれっきとした東大出身の75歳キャリヤー官僚OBである。
 溺れ行く自民党に我がボケアタマが塩をまくわけではないが、如何に全国から意見を吸い上げて今更総裁選挙を実行して選んでも、当事者には任期中総理大臣になり得る可能性は皆無だから、いっそのことこの若林両議院会長をそのまま次期総裁に任命したら如何なもんかいな?
 歳は一寸お召しになっているが何といっても天下の東大出身の元エリート官僚だから経歴には問題ないし超お勧め人物と思うが、、、。
 我がボケ頭の予想では現在の自民党議員の中から如何なる人物を総裁に選んでも次回衆議員選挙では政権奪回は無理だというのが我が見解である。
 自民党は大敗して政党助成金も大幅に減額されることは必死で、今後資金不足に陥るのは誰の目にも明らかなのに、相変わらず無駄金を使うようでは未だ野党に転落した自覚が全く感じられないし、我がボケ頭では分裂の目もまだ大きな可能性ありと予想している。
 自民党の両議員総会前には所謂若手の会合が頻繁に開かれ、少しは気合入れて現執行部に対抗すると思いきや、推薦人を二十人から十人に減らす提案にも賛同する若手は弱冠数名で会合前の雰囲気とは裏腹に否決された。
 此の程度結束では若手はまた老害幹部どもに牛耳られるのは見え見えである。

    2009年9月10日   元始求道会 毘沙門寺岡

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