「民主党代表に鳩山幹事長が決定」
岡田対鳩山の対決に対してマスコミは岡田が追い上げて予断は許さない展開となりつつあると報道していたが、これは対決ムードを盛り上げる為の戦略で我がボケ頭は四分六で鳩山の勝利を予想していた。
鳩山の勝因は何と言っても約五十人を抱える小沢グループの結束が固く、親分の意向どおり全員が鳩山に投じたことが大きいと思う。
いずれにしても民主党は新体制が出来たわけだから何が何でも挙党体制を徹底させて次回選挙で自公に勝利しなければならない。
民主党の親分が代わって一番困惑しているのは麻生であり、自民党幹部連中であることは周知の事実である。
麻生政権誕生以来下がりっぱなしの支持率が下げ止まり、上げに転じたのは小沢事件という敵失のお陰が全てであり、小沢辞任で敵失が消滅したので今後はまた麻生の支持率の低下が始まることは間違いない。
鳩山代表の新体制発足に対して自民党の幹部連中は岡田よりは御し易いと負け惜しみを云っているが、後ろに選挙上手の小沢が控えているのを考えれば自民は選挙対策に苦慮することは明らかである。
自公の幹部連中や一部マスコミは盛んに鳩山新体制を小沢の傀儡だと喧伝しているが、鳩山は小沢の功績を認めており、先の参議院選挙の勝利も小沢無くしては実現出来なかったことを明言している。
自公の連中は次期選挙を見据えて小沢批判をしているのであって、企業からの政治献金額では自民党は突出しており、二階他の自民党幹部連中も大なり小なり同じ献金を受けているのだから、奴らに小沢を批判する資格はない。
自民党派閥の親分の一人である伊吹派伊吹元幹事長は今回の民主党代表選挙や小沢問題に関してかなり冷静にコメントしていた、曰く「民主党の党首選挙や小沢問題に対して口をはさむと必ずお返しがあるから、他党のことに余計なコメントはすべきでない。」
伊吹の今までの言動や行動からすると聊か常識的すぎるコメントだが、本音は今の麻生体制では他党のことに口出しする余裕など無いと云うことだろう。
鳩山新代表のスローガンである“友愛政治”や愛のある政治も悪くはないが、敢えていえば“愛国心”と“祖国愛”の愛が抜けているのが残念である。
2009年5月17日 元始求道会 毘沙門寺岡
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