「百年に一度の経済、金融危機下にも拘わらず、国家公務員には夏季ボーナスを二ヶ月分支給?国家公務員の最高指揮官麻生に危機意識ゼロの証明。」
国家公務員約70万人、関連職員を含めると100万人のゴクつぶし集団であるが、平均年俸650万円、月間55万円、二ヶ月分110万円である。
6月に約1兆1000億円の血税を奴らは強奪するわけである。
国家公務員に二ヶ月分を支給すれば、これ幸いと約300万人の地方公務員は便乗して二ヶ月分の夏季ボーナスを奪取するわけである。
年俸は地方公務員の方が高く、平均年俸740万円で二ヶ月分124万円を300万人に支給すると3兆7200億円の血税を浪費することになる。
麻生は二言目には“百年に一度の経済金融危機”を声だかに喧伝するが、遣っていることは全く正反対である。
本当に麻生が危機意識を持っているのであれば、今年の公務員ボーナスの支給を止めるぐらいの政策を断行すべきである。
多分日本の公務員の待遇は、現役の収入や退職金、退職後の年金制度等を含めると世界一恵まれていると思う。
このような官僚システムを構築するのに奴らは、阿呆な政治屋や世襲議員等と取引、利用しながら国益に反する今日の官僚組織を作り上げた。
このような官僚万能主義を打破することを“錦の御旗”にして次期衆議員選挙で政権奪取を目指したのが、小沢民主党である。
そして世論の支持を受けて民主党の勝利は間違いないと国民もマスコミも政界関係者もそのように感じ、自民党幹部も一度政権を民主党に渡しても仕方がないと考えていた矢先の検察の暴挙?である。
この検察行動批判は度々書いてきたので繰り返さないが、この程度のこと(小沢秘書逮捕)で初めての政権交代を諦める程度の国民意識であれば、五十年に一度の保革逆転の絶好のチャンスの芽を自ら摘むことになり、その責任は国民自らが負わねばならないことを充分に自覚しておくべきである。
我がボケ頭の感覚からすれば強盗殺人以外の如何なる手段を講じても、この国に長年に亘り溜まりに溜まった泥を除去すべきであると心から主張したい。
現在の腐りきった自公体制の継続はそれ程の悪であると考えている。
新しい、本当に国民の意志を反映する国家体制を作るには革命に値する行動が伴うのは当然であり、諸々の犠牲を伴うのも止むを得ないことである。
2009年5月9日 元始求道会 毘沙門寺岡
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