「連休雑感」
我がボケ頭にとって連休は無意味であり、交通機関や道路が渋滞して日常生活のペースを乱すマイナス要因ばかりである。
何故なら我がボケ頭にとっては毎日が日曜日であり、極論すれば365日が連休みたいな状況だから、たかが一週間程度の休みなど問題外である。
そうは云っても連休の感覚は肉体的な面とハードだけで、ボケ頭とは言え日々日本株式会社の現状を大いに憂いている立場としては精神的、思考的、ソフト的には決して連休感覚ではない。
数日前の新聞に、金融庁が金融機関に対して真剣に強力に貸付増を指導しているにも拘わらず、メガバンク以下地銀、信用機関に至る全金融機関は己の経営のことしか考えておらず全く金融庁の意向を無視していると指摘している。
マスコミは国内に多くの未解決の難問を抱えている麻生政権の批判をせずに、“外交の麻生”と表現して麻生政権に迎合しているが全く本末転倒である。
国家国民、国益を考えれば政府が先ず解決しなければならないことは国内問題である。
内政あっての外交であって国内政局が安定、前進、発展しなくて外交はあり得ないのは政治を司る為政者の大前提であるにも拘わらず、麻生の政権運営は先ず外交ありきとの誤った認識である。
国内には中小企業の経営不安、金融機関の貸し剥がし、貸し渋り、失業者の激増、社会不安等数えあげたら限がない程の難問に覆われているのに、政府専用機をまるで自家用機並みに乗り回して血税を浪費している。
過去二代前の安倍、福田が首相在任七ヶ月までに在外国訪問した回数は各々5回と6回である。
麻生はといえば同じ七ヶ月で既に12回も外国訪問をして安倍、福田の倍以上の外遊で大事な国民の血税を浪費し続けている。
これらの外遊には記者クラブのベテラン共が閣僚並みの厚遇で専用機に同乗して麻生の暇つぶしに酒の相手をするわけだから、ゴマすり提灯記事を書かざるを得ないし、国民不在の同行取材を報道して国民を愚弄している。
日本国首相は外務大臣を兼務しているわけでは無いし、外相は中曽根親分のイケメン息子が外務大臣として外交問題に真剣に取り組んでいるではないか。
日本外交は外務省に振り回されているのだから外交全権をイケメンに任せ。
2009年5月7日 元始求道会 毘沙門寺岡
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