毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年5月11日月曜日

09-05-01

「“目には青葉 山ホホトドギス 初鰹”の季節に“豚インフルエンザ”(豚に敬意?を表して日本では“新インフレエンザ”と改称)騒動」

我がボケ頭は今までこの句の作者は芭蕉で、“目に青葉ヤマホトドギス初鰹”と記憶していたら、じつは山口素堂(1642-1716年)という芭蕉と親交のあった俳人の作で“は”が挿入されていることを知った。
 何もインターネット上で得た知識を受け売りする積もりは毛頭なく、日本が最高の季節を迎えたにも拘わらず、口を封じられかねないインフルエンザに振り回されている現実を憂いているだけである。
 極論すれば政府もマスコミも騒ぎ過ぎというのが我輩の実感である。
 対策によっては役所の縦割りエゴの矛盾が噴出しているし、麻生以下閣僚は選挙前の政局に利用しているのが見え見えである。
 外国から帰国直後の成田空港着の旅客は、機内での説明は皆無で到着と同時にいきなり厳重な検疫を受け、日本で一体どんな大事件が発生したのかと余りのものものしさにビックリしたと、驚きを隠せないでいたのが印象的である。
 今回の政府の予防対策に関して担当の舛添厚生大臣が神奈川県知事と横浜市長を非難していたが、両者とも民主党の元代議士であり余りにも露骨な野党批判であり、そんな下らぬ論争のお先棒を担ぐマスコミも狂っている。
 
 舛添は年金問題、高齢者対策、健康保険、医師不足、病院不足、失業者急増等問題の先送りばかりで失敗の連続なのに、マスコミに対するサービス姿勢が記者連中に受けて次期総理候補とかに煽てられて舞い上がっているらしい。
 3月末現在で失業者数が335万人、失業率は約5%に達しているのに効果的な失業者対策は全く見えて来ない。
 この数字は所謂フリーターとか派遣社員は含まれていないし、働く意欲は持っているのに仕事が見つからない労働者層である。
 我がボケ頭が考えるには、この日本では現在失業者が意志表示をする術を失っているか又は放棄している。
 中小企業従事者を含めた就業希望者が生活向上のための手段が効果的でないことを知らしめる情報、指導を関係者が怠ってきたことが現在の失業者増大を招いた一因であることは間違いない。
 我がボケ頭のエキストラ人生は民族運動と中小企業活動をドッキングさせて親会社である日本株式会社の安定強化に些かなりとも寄与ことである。

     2009年5月4日  元始求道会 毘沙門寺岡

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