「時事雑感・草莽危言」2014-06-04
先に理研が発表した意見書では小保方さんに全ての責任を負わせて幕引きにしようと試みたが、今回の部外者で構成された改革委員会では「理研のガバナンス(組織統治)に対する意識を改革しなければならない。」と理研全体の問題として厳しく指摘し野依理事長の責任を強く追及している。
それにも拘わらず、ノーベル賞を隠れ蓑にして、未だ責任を取って辞任するような発言が成されないのは誠に社会的常識欠如の欠陥人間である。
例えノーベル賞受賞者と言えども組織の責任者として不適切者ならば、即刻辞任させるのが国益であることを文部大臣は厳しく自覚せよ。
改革委員会はこの際もう一歩突っ込んで理化学研究所全体を一度解散して、必要ならば今までの組織の失敗を教訓にして再編すればよい。
所が監督官庁である文部省は今回の理研の失敗をなるべく矮小化し、現在の理化学研究所を更に大規模な「特定国立研究開発法人」に指定する法案を秋の臨時国会に提出したいらしい。
新法人に移行すれば更に大規模化し、予算も倍増し最右翼の役人の天下り先が確保できるわけだ。
改革委員会が今後とも一定期間、小保方さんにスタップ細胞の存在の可否について研究に協力するように指摘した点は賛成である。
小保方さんは全身全霊をつぎ込んで研究成果を上げて、スタップ細胞の存在を証明して理研の幹部どもに恥をかかせて欲しい。
「総合研究所副センター長の笹井よ、男なら惚れた女の為に命がけで彼女の研究を手伝い成果を上げてくれ。」
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