「時事雑感・草莽危言」2014-03-05
拉致家族の象徴?とも言える横田夫妻が長年の希望が叶えられて孫娘に会えたことは、一人の日本人として心からお喜びを申し挙げたい気持ちである。
拉致被害者家族会のメンバーにも色々な背景の人たちがおり、最も濃密な関係が親子であることは勿論であるが、横田夫妻が会長を辞任された後を引き継いだ飯塚会長も増本事務局長も被害者とは兄弟姉妹関係である。
昔から兄弟は他人の始まりと言われるように、我々第三者から見れば現在の拉致家族会を取り仕切っているメンバーは本当に被害者の立場を優先的に考えて運営しているのだろうか?との疑問が免れない。
横田夫妻の孫娘キム・ウンギョさんが初めてテレビで公開されて既に十数年が経過したのに、今まで横田夫妻の強い面会願望を妨害してきたのは他ならぬ会長と事務局長だと言われている。
何故なら彼らの拉致被害者は弟であり妹だから根本的に横田夫妻とは大きな差異が存在したからだと推測できる。
今回の面会を契機にして拉致家族関係者も、横田夫妻が北朝鮮に出向いて孫娘との再会を希望すれば協力すべきである。
現在の飯塚会長、増本事務局長が率いる拉致家族被害者組織を、圧力団体、政治団体と主張している多くの関係者が居ることを指導者は謙虚に反省し行動を正さなければならない。
特に増元事務局長は数年前の国政選挙に立候補しており、己の地位を利用して明らかに政界進出を図った行動は許されるべきではない。
政界に進出するのは本人の自由だけど、血税の支援を受けている団体の事務局長はきれいさっぱり辞めてからにすべきである。
被害者組織を己の政界進出の野望を満たす為の道具に利用することは絶対に許してはならない。
拉致された背景も被害者個々によって異なるし、その後の北朝鮮での過ごし方も異なるし、個人個人で大きく異なる要因を抱えている被害者を何でもかんでもいっしょに纏めれば良いというものではない。
無理をして纏めようとして落ちこぼれた連中を支援することを意図して作られたのが“拉致被害者を救う会”であり、これらで血税の奪い合いを遣っているのが実情であろう。
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