二月七日(現地時間)に開催されるソチ五輪は、外交、内政に沢山の政治的懸案を抱えているプーチン大統領が、ロシア国内外にロシア国家の安泰と国力の誇示を展開する為の祭典であると言っても過言ではない。
そのような位置づけであるのに、NHK他日本のマスコミは高校生ジャンパーが金メダル確実と囃し立てて少女に過激なプレッシャーをかけ続けているのは、どう看ても過大報道であり人権問題と言える。
浅田真央クラスの経験者ならば、数多くの修羅場を経験して今日の地位を確保しているので過激報道もある程度止むを得ないのかもしれないが、それでも異常報道であることには異論あるまい。
国民の血税を使って競争に参加するのだからある程度の応援なり支援体制はいたし方ないとしても、もしも少女ジャンパーが金を獲得出来なかったことを考えるともう少し静かな環境の中で戦わせて欲しいと考えるのは、フェミニストの我がボケ頭だけだろうか。
女子選手に対する過熱報道は願わくば浅田真央に集中して欲しいものだ。
ベテランの彼女ならば国民の大きな期待をバネに必ずや期待に応えてくれると期待出来るからだ。
ソチ五輪の背景にある政治的側面にせめてNHKくらいはそれなり照準を合わせて報道すべきであると我がボケ頭は主張したい。
現在国会ではNHKの経営委員会新会長の失言問題を予算審議そっちのけで論戦中であるが、籾井なる三井物産元副社長はさっさと何故辞めないのか、辞めなければ何故辞めさせないのか不思議で仕方ない。
日本と反目の中国や韓国は、籾井なる不適任な人物の継続を期待しているだろうが、このような人物をそのまま会長職に据え置くと、良識ある視聴者からまた不払い運動が再現されるだろう。
安倍がプーチンの強い要請に応えてかなりの強行軍で開会式に出席すると報道されているが、今後の日ロ関係を推進して中国を牽制する上でも安倍の決定は大変有効な決断だと思う。
安倍が開会式に出席する決断をした途端にそれまで出席を明らかにしていなかった中国の親分が後だしジャンケンで出席の意向を示したのも痛快である。
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