形式とお座なりの本会議はいい加減に改めたら如何?というのが我がボケ頭の長年の主張である。
現行方法では衆参両院で首相が施政演説を二回遣る無駄を止めて、衆議院に参議員242名を集めて合計722名に対して一回演説するように改める。
衆議院の座席数は最大で635席確保されているそうだから、155席余分があり参議員242名に87席不足分は、衆議院本会議の最前列部分のスペイスに簡易椅子を並べれば十分である。
衆参一院制が検討されている昨今の政治体制からすれば、施政演説の一本化は何ら異議を唱える理由はない。
施政演説に対する質問は止めて、全て予算委員会で首相以下担当大臣に質疑を行えば十分である。
現在の本会議での質疑方式は質問者の個人的宣伝そのものであり無意味だ。
米国の年次教書方式を真似せよと言うわけではないが、米国では上下両院議員が一同に会して大統領が年次教書演説を行う非常に合理的なスタイルを実践しているし質疑応答は各分科会で行われている。
米国スタイルを参考にするだけで単純に反対する連中が居るが、民主主義の先輩国家であることは事実であり参考にすべきは大いに取り入れる方が、国益にプラスになることは間違いない。
ところで今回のタイトルの衆議員中田 宏の経歴については異色という程の人物ではないが、国会議員から横浜市長に転進して横浜市を東京都の隣接都市として非常にユニークな政策を推進したことは事実らしい。
市長就任一期目にかなりの実績を挙げたので二期目は楽勝したにも拘わらず、僅か二年足らずで辞任したのには色々問題を抱え込んだのかも知れないが、それらの経験豊富さが並みの衆議員とは異なる異色の質問を連発して一時間強の質問持ち時間を全く退屈させずに我々視聴者を惹きつけたのだろう。
中田の質問内容は全て横浜市長時代に経験した成功失敗が根底にあり、国会議員たるものは地方の首長を経験することを義務づければ、本当に地方に根を張った政治に変身出来ると思う。
東京に五輪を招致することでますます東京一極化が進む弊害を阻止せよ。
2014年2月4日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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