「時事雑感・草莽危言」2014-02-01
正月ボケを解消する意図も兼ねて、大阪府と奈良県境に位置する信貴山朝護孫子寺に五年振りにお参りした。
このお寺は我がボケ頭が崇拝している毘沙門天様を御本尊とする真言宗の寺院で、西暦600年頃建立された名刹らしい。
最近、我がボケ頭は老化現象の為に身体のあちこちに不具合を生じているので、病院周りと薬漬けの日々を送っているが、それかと言って毘沙門天様に健康祈願に参上したわけでもない。
毘沙門天様は戦争の神様だから、生涯、中小企業経営に取り組み経済戦争に明け暮れるかも知れない我がボケ頭に活を入れていただきに行った次第。
今日の朝刊によるとソチオリンピックの開会式に出席する決定をした安倍が空港に到着するのは開会式の数時間前とのことである。
オバマ他主な国の元首が殆ど欠席の意向らしいので、プーチンのご機嫌取りには結構な行動と受け止めていたら、今度は欠席予定の中国・近習平主席が急遽出席することになったらしい。
プーチンの安倍攻略作戦が功を奏して、中国の親分が結果的にプーチンに翻弄されたことになる。
このような中国の慌て振りを見ていると安部の作戦も満更幼稚ではない。
中国の近政権をコントロールするにはロシアと中国を巧妙に天秤に掛けて対応するのが最も効果的であり、唯一の手段であると言うことを我がボケ頭も主張してきたところである。
昨日テレビでソチ五輪会場の進捗状況を放映していたが、ジャンプ競技場すら開幕を一週間後に控えて未だ完成していない状況である。
民族運動過激派のテロ対策に追われて肝心の競技準備が大幅に遅れたことは否めないが、プーチンの威信を掛けた今大会は、ロシアの存在感を世界にアッピールする為にも絶対に失敗するわけには行かないはずだ。
今からのラストスパートがプーチン統率力の最後の発揮チャンスであり、果たして如何なる結果に終わるのか世界が注視している。
今回のソチ五輪の成否はプーチンの対日政策にも影響することは必然であり、我が国の国益にも大いに関係することを踏まえながら見ていきたい。
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