「時事雑感・草莽危言」2013-01-04
あほ白川日銀総裁は、機会あるごとに日銀の独立性を主張しマスコミ向けに喧伝して、日銀の金融政策に対する政府、財務省の介入を阻止、敬遠してきた。
例え政府の介入が明らかに国益に適う政策であっても、国益よりも日銀の独立性を優先し聞く耳を持たず、故意に無視し続けてこの国の景気回復を遅らせた張本人であり正に国賊である。
勿論、日銀総裁の政策ミスだけがこの国の経済対策を遅らせた全ての原因ではなく、最大の責任は時の政府であることは当然である。
しかし日銀総裁の政策ミスが不況を更に深刻な情況に陥れたのも事実だろう。
聞く所では、日銀総裁人事は国会の同意人事であり、今までは度々政争の具にされてしまい、本当に日銀総裁に相応しい器の人物が選ばれたか疑わしい。
一度、国会で承認されて総裁の座に就くと、本人から辞意が無い限り、総裁の器でなく能力不足だからと言って首を切れないのが現状のシステムである。
国家経済が安泰で上向き状態にある時ならば日銀の独立性も問題ないが、日本国が沈没しそうな危険水域に入っているのに、政府の方針に反する金融政策を継続することは絶対に許せないし、放置すべきではない。
我がボケ頭の持論だが、日銀政策決定会合に学識経験者等を含む多くの人物を参画させているが、奴らには参考意見をきくだけで決定権は与えるべきではないし、大事な政策は首相、財務大臣、日銀総裁の三人で決定すれば良い。
重要な金融政策を多数決で決める遣り方は全く無責任な方式であり即刻止めるべきである。
日銀と雖も、日本国が沈没すれば当然のことながら日銀も消滅することを、どうもあほ白川は自覚していなかったように感じられる。
かたくなに日銀の独立性ばかりを主張して政府と協調してデフレからの脱却、金融緩和政策の徹底が実践されず、金融機関に抱かせている国債を全額強制的に買い上げて、銀行資金の市場への貸付、特に中小企業や不動産に資金が流れる製作を今もって実践していないところに大きな問題を残した。
昨日の朝のNHK討論番組で、維新の会の石原新太郎代表が日銀の問題点として同じ趣旨のことを指摘していたので、わがボケ頭の主張が裏づけられた。
今回の補正予算で発行する大量の国債をまた金融機関に抱かせるようなことをすれば、公共工事等にばらまかれる効果は相殺されて景気回復効果はうすい。
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