毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年1月15日火曜日

「次々打ち出す安倍政権の政策は実現可能なのか?」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-02

 中国が尖閣列島を確保する為に連日海軍、空軍まで動員して我が国の防衛体制を牽制しているが、安倍政権としては大きく転換したような気配は無い。
 今まで中国側の領海侵犯は日常化していて、政府も国民も諦めていた所に今回は中国空軍が積極的に領空侵犯を繰り返しは始めた。
 中国による我が国への領海侵犯と領空侵犯の大きな差異は、我がボケ頭の判断では従来の領海侵犯は我が国海上保安庁の巡視船対中国漁業監視船の丸腰対決であったが、中国空軍による領空侵犯に対しては我が国も航空自衛隊のジェット機がスクランブル発進をして中国軍とニヤーミスを繰り返しているらしい。
 つまり一つ間違えば両軍の空中戦に発展しかねない緊迫した情況を展開しているとの報道であるが、これは明らかに安倍政権に対する牽制である。
 中国の度重なる領空侵犯にたいして安倍が従来以上の厳しい迎撃体制を実行しているという報道はまだ無い。

 そのような中国対策の遅れをカモフラージュするためかどうか定かでないが、国内政治に関しては、安倍は最近矢継ぎ早に新政策を打ち出しているが、果たしてどの程度まで実践できるか不安になってくる。
 中でも日銀にたいする介入行為や発言がやたらに多いのもパフォーマンス染みてどの程度実効性があるか我がボケ頭には理解できないが、白川日銀総裁の任期が五月で終わることを強く念頭に置いているのだろう。
 デフレ解消策や失業者数に対する責任まで日銀の責任転嫁を主張しているが、既に総裁としての権限も喪失している日銀総裁にたいして指示しても、アホ白川も身動き出来るはずもないし全く茶番である。
 白川を庇う気など毛頭ないが、叩いても行動出来ない奴をいびる暇があれば本気で中小対策を推進してくれ!と言いたい。
 我がボケ頭の持論でるが、本気でデフレ対策を考えているのであれば、バブル崩壊で喪失した不動産価値をせめて半分まで戻す政策が最優先ではないかと言うのが、我がボケ頭の強い主張である。
 逆にいうと、それでは土地価格の値戻し以外に効果的なデフレ対策が存在するのであれば、即実践してくれと言いたい。

   2013111日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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