「時事雑感・草莽危言」2013-01-01
月並みなタイトルだが我がボケ頭が現役を心がけていた古希までは、毎年正月には一年の計を肝に銘じたが、その後五年程は日本株式会社に塾足を移した為に、心の隅に封じ込んでいた。
昨年末に現役復帰宣言を意志表示したので今年一年の計を思考せざるを得なくなった。
そこで出した結論は我がマルキグループの「絶対的再建と浮上」である。
民主党前政権下では内政外交ともに破綻状態だったので、もし企業だけが生き残っても国家が破綻したり他国に飲み込まれたら、企業の存続は無意味ではないか、との思いが頭の隅にこびりついていたのも事実である。
然らば自民党安倍新政権は、前民主党政権が撒き散らした日本国存続に対する不安要因を完全に払拭して、自主独立を維持できる国家体制を再現できるのかと問われれば未だ大いに疑問である。
率直にいえば現在のところ、安倍が六年前に病気を理由に突然政権を放り出した無責任な行動が我がボケ頭からどうしても消えない。
その後福田、麻生と一年短期政権が続いた後、民主党に初めて政権を奪取され、自公民は野党に転落した。
ところが長期自公政権に愛想をつかした国民が民主党のマニフェスト戦術と鳩山、菅、野田の三阿呆首相に騙されたことに気づき、三年間の民主党政権に愛想を尽かした結果が先の衆議院選挙での自民党大勝につながったわけだ。
しかし自民党に対する得票数から判断すると、国民は未だ自民党を議席数ほど全然支持していないことは間違いない。
何故なら衆議員数では60%以上を制したが、得票総数では全体の30%程度しか獲得していない事実が証明している。
安倍政権は未だ完全装備をした最新式のイージス艦ではなく、戦後米国から払い下げられたおんぼろフリゲー艦であることを安倍がどれだけ自覚しているかであるが、どうも我がボケ頭が見る限り、衆議院選挙の大勝結果に浮かれているようで前途はあまり期待出来ない。
小泉以下バルブ崩壊後の歴代首相は政務に専念する為にゴルフクラブは封印したように報道されていたが、昨日のマスコミが一斉に安倍のゴルフプレーを報道しているのを見て、我がボケ頭は驚きとともにがっかりした。
戦争開始の大事な時にこの体たらくではもはや安倍の先は見えた。
2013年1月5日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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