「時事雑感・草莽危言」2012-09-08
日本政府が主張しているように尖閣諸島は完全に日本領土であると、本気で確信しているのであれば、中国や台湾の監視船や漁船が大挙して領海侵犯してきているのに、日本の巡視船は何と機関砲ならぬ水鉄砲?(消防用放水機)で勇猛果敢?に敵漁船や監視船の領海侵犯を阻止しようと放水奮闘していたが、あほ野田は我が国の領土、領海を水鉄砲で死守できるとでも考えているのか?
したたかな中国が尖閣諸島に目をつけたのは、長年にわたり我が国が無人島として放置していたからである。
それに近年、尖閣周辺海底に大量の石油・ガス田の存在が発見確認されたからであり、中国の狙いは明らかである。
韓国と係争中の竹島や、長年に亘りロシアと交渉中の北方四島問題等難問山積であるにも拘わらず歴代政府は全て棚上げしてきた。
今日まで領土問題を棚上げしてきた大半の責任は自民党ないしは自公政権にあることは間違いないが、そのことを隠れ蓑にして民主党政権は全く領土問題に手を付けずに逃げ回って貴重な三年間を完全に浪費した。
もしも次期衆議院選挙で自民党が勝利して安倍政権が成立したら、総裁選挙で公約したように尖閣問題の自衛隊による自主防衛を必ず実現してほしい。
そうは言っても先ずは早急に解散に追い込み、衆議院選挙で勝利して第一党を勝ち得て政権を確保するのが先決なのは当然である。
我がボケ頭は、正直なところ現在の自民党も民主党もどちらも嫌いなのだが、あまりにも民主党政権の三年間が国益に反する政治で誤魔化してきたので、消去法で自民党を挙げただけである。
安倍の主張する集団的自営権を行使しようとすれば、憲法改正は必然条件であり、然らば例え自公が勝利して過半数を獲得しても憲法改正には衆議院の三分の二が必要なので、いずれはガラガラポンして憲法改正賛成議員をかき集めなければ本来の自主防衛には程遠い体制しか期待出来ない。
そこで注目されるのが大阪市長の橋下が率いる「日本維新の会」の動向であるが、既に既存の衆参議員を十名足らず集めており来る選挙までに思わぬ数を上乗せ出来れば案外台風の目になり得るかも知れない。
民主党政権では懸案は何一つ解決出来なかったのだから至急解散せよ!
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