「時事雑感・草莽危言」2012-08-07
昨日は香港中国籍のボロ船の領海侵犯だから我が巡視船も気合抜けしたのかどうか知らないが、とに角間抜けな警備体制を世界中に知らしめ恥じを曝した。
中国政府は事件後、満を持していたかのように尖閣は中国固有の領土であると更に声高に主張し始めている。
中国はフイリッピンとの間でも領土紛争を継続しているが、これらの中国の攻撃的姿勢を中国特有のゼスチャーと簡単に受け止めていたら、尖閣列島は第二の竹島化に陥れられる可能性が大である。
とに角危機的事態に対する緊急対応力が、極端に鈍いし全くと言っていいくらい確立されていなかった結果が今日の竹島の韓国による実行支配を許したことは歴然としている。
日本に中国の主張を封じ込めるだけの国力、経済力の低下、日本と米国との協力姿勢に対する数々の不協和音例えば沖縄の基地問題、オスプレー配属問題、貿易協定の不一致等とりあげればきりが無いほど両国関係はギクシャクしている。
このような背景を中国政府は好機と考えて日本にあらゆる揺さぶりをかけてくるのは、外交のいろはのいである。
もしも近々、中国が本気で軍艦を使用して尖閣列島に上陸を試みたら、日本は世界一高性能武器を装備したイージス艦を派遣して、尖閣を死守する気概を持っているのかということを試されている。
報道によると日本は一隻1200億円も血税を使って、6隻のイージス艦を保有しているし、合計7200億円の宝ものを飾っているだけである。
米国との間には安保条約が存在するから、“いざ”という時アメリアさんが守ってくれるなどと全く理解不能なことをアホな政治屋どもが抜かしているが、米国海兵隊が最も重要視しているオスプレイの日本駐留を反対しておきながら、日本国民と領土は守って下さいなどと子供だましみたいなセリフがアメリカさんに通じるはずが無いし、アメリカはそれ程阿呆でもお人よしでもないぜ。
そこで我がボケ頭から提案したい、我が国のイージス艦は飾り物ではないし、国民の血税の塊だから、独立国としての基本である領土を守るために大至急二隻を貼り付けて日本国は命がけで尖閣を守る強い国家の意思を主張すべきだ。
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