「時事雑感」2010-08-06
どこの国の国家首脳記者会見に、記者が足を組んだままふんぞり返って質問を許す政府が存在しているのか是非、政府関係者やマスコミや関係官僚どもに説明してもらいたいものだ。
過去にも同じタイトルでボケ頭の私見を述べたことがあるので本当は書きたく無かったのだが、無血革命と称する位の歴史的政権交代を果たしたのだから世界に恥をさらす日本的記者会見スタイルは先ず改めてもらいたいと、ささやかにに期待したのだが全く裏切られてしまった。
先日の菅首相の会見など見ているわが方が情けなくなってしまった。
記者どもに諂い我侭を黙認する主催者側に勿論原因はあるし、ことの良し悪しは別にして昔、佐藤栄作が記者を追い出してテレビに向かって最後の退任会見を強行したシーンを懐かしく思い出して仕方がない。
内閣府の会見に週刊誌等の記者クラブに所属していない連中が出席を許可されたかどうかわがボケ頭は承知していないが、NHKや朝日新聞以下大手マスコミの連中が最前列に当然のごとく居座っているのを見ると、これなど早いもの順に自由に座らせたら如何なものかと我がボケ頭は考えてしまう。
菅に対して我輩は完全に反目であるが、現実に日本国の総理大臣の地位にある以上は、阿呆であれ器不足であろうとも職責に対する常識的な対応があるはずだし、現在の質疑形式は完全に基準を外れた異常な情況であろうと確信している。
首相の首をころころ変えるのは国際的信頼を失くすから、菅政権を継続すべきであると大新聞は主張しているが、其の前に総理記者会見の方法を世界的基準に修正するのが先ではないかと我がボケ頭は強調したい。
日本国の首相と日本草野球協会のヤクルトの監督の座を比較するのもどうかと思うが、先に高田監督が辞めて小川代行に引き継いだのが5月27日で47試合中35勝12敗で勝率7割4分の超高率である。
何とここ10試合は負け無しの10連勝を記録して、前任の高田が残した借金をほぼ消滅して五割に戻すのも時間の問題であろう。
菅の後釜に小川代行みたいな勝ち運をつかむ奴を政治の世界にも出現するまで、どんどん首を挿げ替えよ。
2010年8月14日 元始求道会 毘沙門寺岡
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