毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年7月15日木曜日

「負けるべくして負けた菅政権」

「時事雑感」2010-07-04

 我ボケ頭の予想どおり菅政権は惨敗したが、菅自らが掲げた54議席をはるかに下回る44議席という悲惨な結果に終わった。
 50議席は切るだろうとは予想していたが、更に大幅に下回るとは我がボケ頭もビックリである。
 民主党は引き続き支持するが、菅政権にはノーを突きつけてきた我輩としては今回の国民の選択は概ね賛成である。
 本来ならば民主党の勝利を期待するのだが、今回の選挙で民主党が勝利すれば九月の代表選挙で菅が続投することになるだろうし、それでは我が輩の希望に反する結果に成りかねないので、今回は肉を切らせて骨を断つことで納得することにした。
 本来ならば、これ程大敗して民意がレッドカードを突きつけたわけだから、菅は即刻退陣するのが議会政治の原則なのに、此の期に及んで延命策を模索するようでは、民主党そのものの信頼を損なうだけである。
 延命策と言っても九月には民主党代表選挙が行われるので、我がボケ頭は一ヶ月繰り上げて本格的な代表選挙を行うのが常識的な対応だと思う。
 反小沢の連中は小沢の検察審査会の起訴方向への展開を期待?して代表選挙の繰上げ実施には応じないであろう。
 
いずれにしても参議院の第一党は民主党から自民党に入れ替わったわけだから、当然参議院議長も代えねばならないし、議会運営の主導権も野党に委ねられるわけだから、早速参議院では首相の問責決議案が上程され菅政権の不信任案が可決されるであろう。
 参議院で菅が不信任されると、極論すれば参議院では菅は首相として認められないわけだから形式に拘れば参議院には出席拒否されても仕方がない。
 そのような惨めな事態が予想されているのに、ただ行政には休みを避けなければ成らないという詭弁のもとに延命を図ることは国益から考えても絶対に許せない背信行為である。
 度々日本の顔である総理の顔を代えることは、国際的にも日本国家の信頼を大きく損ねるからということは詭弁であり、最早日本の信頼感など無いに等しいのだから外部の評判など気にせず宰相の器の無い奴は大いに首を挿げ替えるべきである。

    2010年7月12日  元始求道会 毘沙門寺岡

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