「時事雑感」2010-07-03
報道によると、参議院選挙も11日の投票日まで残り僅かになり、各党とも形振り構わず追い込みに格闘している。
一部報道によると自民が公明とかなりの選挙協力を進めているらしいが、我がボケ頭の判断ではこの対応は自民だけが利して公明党は使い捨てされると予測している。
何故なら自民党は選挙区での立候補者に投票を依頼するが、代わりに公明党は比例での協力要請である。
選挙区の票は個別であるから自民に対する上積み票を把握し易いが、反対に比例に於ける協力票の確認は非常に困難である。
故に公明党は自民党の餌食にされるだけであると我がボケ頭は感じているが、予定の当選者が見込めない公明党は焦りで貧して鈍しているわけである。
ところで当選目標を掲げて達成困難な情況に追い詰められているのは、先に54議席の現状確保をぶち上げた菅も同じ窮状に追い込まれている。
先に我輩は、民主党の獲得議席は50以下と決め付けているので、選挙結果で九月の民主党代表選が大混乱を来たすのは必然と予想している。
我がボケ頭が菅政権を否定する最大の理由は、義理人情に欠ける行動をしてまで貧欲に党首、首相の地位を手にしたからである。
このように簡単に過去の恩義を無視するような下衆は、これまた簡単に国民に対して背信行為をすることが目に見えているからである。
故に我がボケ頭は菅のような奴どもを“政治屋”と称して決して“政治家”とは呼ばないのであるが、例え政治屋であっても人間としての最低の仁義くらいは守らねば一億二千万人の統治者の資格は無いのではないか。
小沢の今までの政治行動の是非を論ずる前に、長年の自民政権から、更に十年に亘る自公政権を倒して民主党が政権を奪取した最大の功労者は小沢であることは紛れも無い事実である。
野党という荒野に長年晒されて苦労してきた中で、小沢が資金も人材も注ぎ込んで命がけで勝ち取ったのが民主党政権である。
菅が勝ち取った民主党政権ではないことは国民周知の事実である。
小沢が苦労して作り上げた歴史的手料理を食い逃げしたのが菅である。
こんな奴にこの国の舵取りを任すわけには行かないから菅政権に反対なのだ。
2010年7月8日 元始求道会 毘沙門寺岡
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