毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年7月15日木曜日

「NHK遂に大相撲名古屋場所生中継を中止」

「時事雑感」2010-07-02

 NHKの福地会長は日本相撲協会の放送要請を無視して名古屋場所放映中止という、過去に前例の無い決断を行った。
 NHKに対する放映中止の意見が70%に達した世間の意向を重視した結果とは言え、生え抜きの会長であれば優柔不断な結論を出したかも分からない。
 我がボケ頭としては事件発生当初から、放映中止はもとより名古屋場所そのものの開催に反対していたので、NHKの決定は当然の結論である。
 福地会長はNHKでは初めての民間企業出身会長であり、つまりアサヒビールの社長、会長経験者であることも多大の影響を与えたのは事実であるし、企業経営者ならば常に向き合っている危機意識を発揮したわけである。
 NHKが年間約30億円の放映料を前払いしていた事実も今回の事件発生で明らかになり、常々NHKの視聴料に不満を抱いている国民の神経を逆撫ですることを恐れたことも間違いない。
 福地会長は長年のビール会社務めで“ビールぼけ”しているかと思いきや、今回の正しい決断は逆に“ビール効果”なのかも知れない。
 
我がボケ頭は大相撲そのものに反対しているのではないし、現状に相応しい体制に組織も体制も改革して継続すべきと主張しているのだ。
第一に角界の象徴である横綱が長年に亘り外国人力士に占有され、かつ関取の30%以上が外国人である現実を見るとき、果たして国技と言えるのか大いに疑問であり、無理な解釈であることは常識であるし、この際あっさり“国技”を返上すべきである。
第二に相撲の歴史を紐解けば分かるように、江戸時代には各大名が贔屓力士を召抱えた“男芸者”の存在でもあり、彼らに品行方正を求めることこそ問題であり、プロレス並みの組織に変更して自由に運営させればよいわけで、プロレスラーにも博打の好きな者はいるはずだが全く話題にもならないではないか。
故に早急に財団法人を解散して株式会社に組織変更して、固定資産税や入場税等の恩典を返上し、厳しい経営に曝すべきである。
当然、NHKからの30億円も遡上にあがるだろうし、相撲と土俵と“ごっつぁん”体質の世界しか知らない所謂”相撲上がり“では経営出来なくなり、プロの経営者に相撲協会の経営を任せない限り沈没するのは目に見えている。
男芸者を文部省が監督するなどシャレにもならないぜ。

  2010年7月7日  元始求道会 毘沙門寺岡

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